日本を代表するビジネスセンターである丸の内が、これからも世界から選ばれる魅力的なまちでありつづけるために、日本未進出の海外成長企業や世界展開を目指す日本の中小ベンチャーを対象に、事業開発支援や誘致を行う拠点として2007年に新丸の内ビル10階に開設されました。
EGG JAPANはオーダーメード型の事業開発支援が受けられる「ビジネス開発オフィス」と会員制ビジネスクラブ「東京21cクラブ」から構成されています。2013年は、プロジェクトの拡大に伴い、施設を新丸の内ビルの9階と日本ビルの10階に拡張しています。
年2回、クラブメンバーや入居企業等を対象に開催。毎回200名ほどが参加し、大きなビジネス交流の場になっています。
2014年1月現在
入居企業数:37社
区画数:43区画(新丸ビル10階・9階、日本ビル 合計)
2013年度までの支援企業上場実績:5社
お問い合わせ
EGG JAPAN(日本創生ビジレッジ)
tel : 03-3287-7310
EGG JAPAN
大丸有エリア企業の環境教育プログラムを、小学生対象に実施しているエコキッズ探検隊が、千代田区の小学校に出向いて、エネルギー、資源、食などの理解を深めてもらうための授業を実施しているのが「出前授業」です。
出前授業はプログラムを実施する企業と、CES(千代田エコシステム)、エコキッズ探検隊事務局の3者が合同で実施しています。2年目となる2013年は、実施回数も2倍に増え、児童や先生方からの期待も大きなプロジェクトとなっています。
2014年1月現在
実施回数:14回(6校)
受講者数:769人
3R、3rd place、Laboratoryの頭文字をとった3*3LABO は、「モノづくりからコトづくり」をテーマに国内外で活躍するさまざまなゲストを迎えて、トークセッションやワークショップを行ってきました。2013年度は、「おカネのかからない豊かなくらし」、「森と人のあいだ」、「家具と家のあいだ」というシリーズ企画を軸に、辺境や自然と共生する暮らし方や、地域経済の発展を考える視点から、これまでの経済至上主義を脱して人間中心の持続的で豊かな社会を手に入れるにはどうすればよいか考えてきました。
また、2014年3月にアメリカのロサンゼルスで開催されたジャパンエキスポが30回の節目を迎えたことから、ジャパンエキスポの意義を理解し、日本の魅力を世界へ伝える仲間を増やすため、"ジャパンエキスポ キックオフミーティング"を2回にわたって開催しました。
「森と人のあいだ」では、ゲストが森で実践する全身を使う呼吸法を全員で
ジャパンエキスポ キックオフミーティング
2013年度実績
開催回数:39回
「丸の内仲通り」は、2009年にニューヨークの「マディソン・アヴェニュー」、2011年にロンドンの「ボンドストリート」とパートナーシップ協定を締結しています。
世界を代表する通りの商店会と連携することで丸の内の認知度を高めるとともに、文化交流や情報交換、プロモーションを双方向で進めていくことが目的です。
「ボンドストリート」とのパートナーシップ協定締結の場
ボンドストリート
丸の内仲通り
毎週第2・第4金曜日に青空市場主催で定期開催される行幸マルシェは、東京駅や周辺の駅の利用客にとっても気軽に立ち寄ることができ、毎回約5,000人が訪れています。各地の郷土野菜などを身近に購入できるマルシェは、都市と地方を結ぶ交差点になっています。
2013年は寺岡精工とコラボし、はかり売りスタイルの「グラムマルシェ」を開催。売り場の生産者と直接コミュニケーションをとりながら必要な分量だけを購入するスタイルは、大量生産、大量消費という消費の在り方を考え直すきっかけにもなりました。
2013年度実績
【行幸マルシェ】実施回数:23回/来場者数:111,044人
【丸の内マルシェ】実施回数:2回/来場者数:9,804人
お問い合わせ
青空市場
tel : 03-5755-0480(受付時間平日10:00〜17:00)
青空市場
2014年4月より、新丸ビルでは、新しい部分供給スキームを活用して、契約電力の約半分に相当する電力を再生可能エネルギーでまかなっています。
これらの電源は、環境負荷の低減に役立つだけでなく、日本で初めて「震災復興支援」、「循環型社会の構築」、「自産自消」という3つのテーマをもつ「物語のある電気」です。2015年度から運用開始が予定される東京都環境確保条例・排出総量削減義務「第2計画期間」における「低炭素電力」に認可される見込みです。
2013年度実績
再生可能エネルギーの割合:50%
食にまつわる協働を生み出す交流の場「つなまるフォーラム」
2013年度実績
参加店舗:44店
認定農家:1,310軒
つなまるフォーラム開催数:6回(含特別体験プログラム)
大丸有つながる食プロジェクト
丸の内朝大学は2013年に5周年を迎えました。「学びのコミュニティ」の場は、丸の内から外に向けて大きく広がりつつあります。とくに、地域プロデューサークラスを中心とした、各地域との連携は高く評価され、全国の自治体からコラボレーションのオファーが届いています。
丸の内朝大学初の1年間をとおしてのカリキュラム。単なる座学ではなく、東北の復興を担う「新しい農業ビジネス」を創出するためのアイディアを考え、それを実際にプロジェクトとして実践しています。さらに、東京クラスとともに「農業経営リーダーズネットワーク in 東北(東北クラス)」を開講。両者が連携しながらカリキュラムを進行し、「東京と東北を一枚岩にする」ための環境を整えることができました。
2013年度実績
年間クラス数:96クラス
年間受講者数:3,100人
丸の内朝大学
竹村真一氏がファシリテーターを務める地球大学。2013年度は12年度からの継続テーマである「食」にさらにフォーカスしました。10月3日には、ユネスコの世界無形文化遺産に登録された「日本食」をテーマに第1回シンポジウムを開催。予防医療コンサルタントの細川モモ氏ら3人に講演と参加者によるワールドカフェ方式で、日本食がもつ真の価値を次世代に伝えるためになすべきことをディスカッションしました。
また、エコッツェリア会員限定のワーキンググループ、「Eating Design Committee」を立ち上げ、新たな社会デザインの構築を目指しています。
回 | 開催月日 | テーマ |
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第1回 | 11月11日 | 「地球大学×食と農林漁業の祭典『丸の内健康宣言』」 |
第2回 | 11月18日 | 農業分野の新ビジネス |
第3回 | 1月24日 | 「触れる地球ミュージアム」オープニング記念トークショー |
第4回 | 3月10日 | 原爆症予防最前線〜食とマインドと生きがい |
2013年度実績
実施回数5回(含シンポジウム)
地球大学
元環境事務次官の小林光氏が座長を務める環境経営サロン。エコッツェリアに集う企業の経営者らが、経済・社会・環境を両立させる企業経営の哲学や手法を議論しています。2013年度は、CSV経営のあり方にフォーカスし、企業が事業展開を通じて社会課題を解決していくために何が必要か、先進企業の事例をもとに議論を深めました。
回 | 開催月日 | テーマ |
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第1回 | 6月6日 | 環境経営の実践へ「シェアイズム経営」を共有する |
第2回 | 7月9日 | 共進化経営"シェアイズム・マネジメント"へ |
第3回 | 10月1日 | CSV流 新たな企業経営、大学運営の時代へ |
第4回 | 11月29日 | エンタテインメントと腸内環境のCSV環境経営の実践へ |
第5回 | 1月21日 | 健康ビジネスは顧客、社員に向けたCSV〜経営者が創り出す世界観 |
第6回 | 3月13日 | 低炭素社会構築に向けた産業界・経営者・企業の役割 |
2013年度実績
実施回数:6回
延参加者数:292人
会員についてのお問い合わせ
エコッツェリア協会事務局
tel : 03-6266-9400
リガーレは、さまざまな団体の大丸有エリア視察を受け入れています。視察には全国のまちづくり団体だけでなく、一般の方や学生、海外の団体など多様な人々が訪れています。2013年度は、中央アジア地域や中東などから政府高官の方々が地権者と行政等による先進的なまちづくりの事例を視察するなど、7件の視察を受け入れました。
2013年度実績
視察受入数:7件、122人