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有名シェフ6名によるカニやアンコウが舞い踊る「福島グルメフェア」-出会いのきっかけは丸の内朝大学!?

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フェア前日に行われたレセプションに集まった、丸の内シェフズクラブのシェフたち

2月2日からスタートした丸の内シェフズクラブ・有名シェフ6名のプロデュースによる食育丸の内 meets 福島県「寒いほどに美味!魚で旅する相馬漁港便り」フェア。福島県の知られざる美味しい「食」に触れ、もっと福島を知ろう!という企画です。

丸の内朝大学写真クラス写真展
丸の内朝大学写真クラスによる写真展『eyes AIZU』(2010年11月)より

じつは丸の内と福島県が仲良くなったきっかけは、2010年度に開催された丸の内朝大学」の「地域プロデューサークラス」にあります。3期にわたる授業を通して交流を深めた福島県を、丸の内朝大学チームが食育丸の内を手がける三菱地所の商業施設業務部に紹介。地域コンサルタント 蔵谷 学氏など、丸の内朝大学の講師を務めるみなさんが、食材とシェフたちをつなぐサポートをしたことで実現したそう。

同じく講師を務める福島県会津若松 (有)会津食のルネッサンス代表・本田 勝之助氏によると、「東北はPR下手。知られていない穴場がたくさんあるし、暖流と寒流がぶつかる海域はプランクトンが多く、すばらしい魚が獲れるんです。福島がレースで走っていたサラブレッドが余生を過ごす場所だなんて、知らないでしょ?鉄分が豊富で刺しの入らない馬肉は最高ですよ」ということです。

フェア後には、福島県で注目されている北欧デザイナーズホテル「ホテリ・アアルト」で、「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン」のシェフ ドミニク コルビ氏による食育プログラム、丸の内シェフズクラブ イートアカデミー福島編「春野菜彩りパレット~春魅惑~」が行われたり、丸の内朝大学 写真クラスによる作品が福島県内の温泉旅館で飾られるなど、福島を盛り上げる手伝いをしていきます。

もちろん、今回参加したシェフたちが今後、気に入った福島の食材を仕入れることもあるでしょう。丸の内朝大学の受講生たちが、再度福島県を訪れることもあるでしょう。「今だけ」ではない交流が生まれたことでみんなが笑顔になる、背景にはそんなステキなストーリーがあるのです。

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レセプションでシェフに話を聞く丸の内朝大学の生徒たち

さて、フェアの前日に行なわれたレセプションでは、シェフをはじめ、福島県、大丸有、丸の内朝大学の関係者が多数集まり、福島の「食」を試食しました。「魚で旅する相馬漁港便り」というだけあって、カニやアンコウ、ボタンエビ、ヒラメなどが舞い踊り、舌鼓を打ちっぱなしの料理の数々。食べてみる価値大アリ!とお約束しましょう。

「アンティカ オステリア デル ポンテ」の総料理長・ステファノ ダル モーロさんは、「いろいろな食材が集まる東京で、10年探してもなくて諦めていたイチジクに出会った!」と驚きの声。そのイチジクは品種改良をしていないので、本来の味を守り、小粒ながら野性味あふれる美味しさなのだそう。他には「猪、馬、カニ、粒貝もすばらしかった」とのこと。

「イル ギオットーネ」の井之上 靖シェフは、「イタリア料理は、それぞれの地域の郷土料理の集合体なんですよ。現地で食べるとガツーンとインパクトがある。その時の感じを思い出します。東京は地方人の集まりだけど、地方感を味わえる場所はほとんどないので、こういう機会に福島の食材で料理を提案できるのは価値がありますね。イタリア人が日本に店を出すならこんな料理を作るのでは?というコンセプトです」と話してくださいました。

それ以外にも、「銀座寿司幸本店」では馬肉の寿司が登場するなど、各店が趣向を凝らした福島フェアを演出しています。さぁ、あなたはどこで何を食べますか?

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フェア開催にあたって、シェフたちは福島県の漁港や農場などを視察してまわった
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食育丸の内 meets 福島県「寒いほどに美味!魚で旅する相馬漁港便り」で使用される相馬漁港の新鮮な魚

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丸の内シェフズクラブ meets 福島県「寒いほどに美味!魚で旅する相馬漁港便り」フェア

日程:2月2日(水)~15日(火)
場所:丸ビル、新丸ビル、東京ビル TOKIA各店
主催:福島県
協力:三菱地所株式会社、丸の内シェフズクラブ、丸の内朝大学企画委員会

参加店舗・シェフ
・銀座寿司幸本店(丸ビル35F) 主人 杉山 衛
・アンティカ オステリア デル ポンテ(丸ビル36F) 総料理長 ステファノ ダル モーロ
・レストラン・モナリザ(丸ビル36F) オーナーシェフ 河野 透
・四川豆花飯荘(新丸ビル6F) 料理長 遠藤 浄
・恵比寿 笹岡(新丸ビル5F) 主人 笹岡 隆次
・イル・ギオットーネ(東京ビル TOKIA1F)オーナーシェフ 笹島 保弘
* メニュー詳細は食育丸の内のウェブサイトをご覧ください
丸の内シェフズクラブ meets 福島県 「寒いほどに美味!魚で旅する相馬漁港便り」フェア

丸の内シェフズクラブ イートアカデミーNo.12 福島編 「春野菜彩りパレット~春魅惑~」

丸の内シェフズクラブのメンバーのドミニク・コルビシェフが福島県に行って、食育プログラムの一環として食材の使い方、売り方、伝え方を教える食のはやぶさプロジェクト。一昨年のオープン以来、メディアでも多く取り上げられている北欧デザイナーズホテル「ホテリ・アアルト」を舞台にディナーパーティ-を開きます。当日は生産者にもお集まりいただき、新たな可能性を伝授します。 日程: 3月4日(金)、5日(土)
主催: ホテリ・アアルト
協力: 三菱地所、丸の内シェフズクラブ、福島県
場所: ホテリ・アアルト 時間19:00~(チェックイン:15:00~)
定員: 各日25名
料金: ディナー+宿泊 31,000円~/人
問合せ先: ホテリ・アアルト
(電話:0341-23-5100/メール:info@hotelliaalto.com /担当 前田)

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