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【丸の外NEWS by greenz.jp】 仕事が終わったら走って帰ろう!ロンドンの伴走サポートサービス「Home Run」

homerun_london.jpgCopyright (c) 2012 Home Run. All Rights Reserved.

毎日がオリンピック気分?なジョガーに嬉しいサービス

ロンドンオリンピックまで1ヶ月あまり、「今から寝不足が心配!」というくらいに4年に一度のスポーツの祭典を楽しみにしている方も多いのでは?サッカー、バレーボール、水泳、陸上など様々な競技が行われるわけですが、昨今のマラソン(ジョギング)ブームもあって、マラソンにも大きな注目が集まっています。

そんなマラソンやジョギングを通じて健康になるだけでなく、時間の節約やストレスの軽減にもつながるというサービスがオリンピック開催地のロンドンで誕生したそうです。その名も「ホームラン(Home Run)」。これは野球のホームランの話ではなくて、英語の名前の通り「ホーム」「ラン」。そう、家まで走って帰ろうというサービスです。人によっては「走って帰れる距離じゃない」という方もいるかも知れませんが、仕事の後に皇居をぐるぐる回るなら、その分途中まででも走って家に近づけたら少しは時間の節約になるかもしれませんし、災害時の帰宅ルートの確認にも役立ちますよね。

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仕事が終わったら走って帰ろう!ロンドンの伴走サポートサービス「Home Run」

presented by greenz.jp(greenz.jpは、丸の内地球環境新聞をプロデュースしています、じつは。)

ジョギングは、いまや単なる流行にとどまらず、ライフスタイルのひとつとして定着しつつありますが、多忙なビジネスパーソンにとって、ジョギングタイムの確保は、至難の業。

では、仕事を終えたら、"走って家に帰る"というのはどうでしょう?
そんなニーズに応えるサービスが、英ロンドンで生まれました。

Home Run」は、ロンドン市内で勤務するジョガーさんのための伴走サポートサービス。ペースメーカー役の伴走者とともに、グループでジョギングしながら帰宅します。

ロンドン中心部を対象に2マイル(約3.2キロ)から6マイル(約9.6キロ)まで11種類のコースが設定されており、自宅の方向や体力、コンディションなどに合わせて、好きなコースを選べる仕組み。ちなみに、手荷物は、ジョギング中、預けることができ、自転車でゴールまで運んでもらえます。

参加者は、まず、公式ウェブサイトでユーザ登録を行います。ジョギングに参加したいときは、ウェブサイトから日時とコースを予約。あとは、ジョギングシューズを履いて、指定された場所に集合すればOKです。伴走者が適度なペースをキープしてくれるので、無理なく、楽しみながら走ることができるそうですよ。

「Home Run」によるこれら一連のサービスは、現時点では無料。サービスの運営に必要な経費は、ランニング情報サイト「runbritain」や「Run England」などのスポンサーによってまかなわれています。

ジョギングしながら帰宅できると、貴重な時間を効率的に活用できるのはもちろんのこと、満員電車のストレスから解放されるという利点もありますし、ジョガー仲間と出会えるきっかけにもなりそうですね。

日本でも、ランニングステーションなど、ジョガーさんのための施設が充実してきましたが、「Home Run」のようなニッチなサービスが生まれることで、より多くの人々がフレキシブルにジョギングを楽しめるようになりそうです。
Home Run