Performance 大丸有の健康診断

データで見る大丸有

大丸有のCSR アクションはどのくらい進んでいるのか。わかりやすい数字をもとに具体的な成果を紹介していきます。

32社 / 71万t(CO2) / 20,500人 / 2.8t(CO2) / 820kW / 30% / 2,800人 / 6.4% / 197本 / 13日 / 599万m3 / 88施設 / 1,282室 / 約56万人

大丸有に本社をおく企業のうち、3つの代表的「SRI Index」への組入銘柄のべ数

SRI indexへの組入銘柄のべ数

SRIとは「Socially Responsible Investment」の略で、企業の経済的な側面だけでなく、社会的な側面にも注視して投資判断を行うというものです。「SRI Index」は、社会・環境などの分野での企業の業績を指数化して、優良な企業のみを投資の対象として組み入れたファンドで、構成銘柄に選ばれた企業は財務面だけでなくCSR の面からも高い評価を受けた企業ということになります。「Dow Jones Sustainability Index」「FTSE 4 Good Global Index」「Ethibel Sustainability Index」の3つが代表的な「SRI Index」と言われています。大丸有に本社をおく企業もそれぞれのIndex に多数組み入れられています。

大丸有でのCO2排出量

大丸有によるCO2排出量

2009年度は、京都議定書の第一約束期間(2008?2012年)の2年目になります。大丸有の企業・建物は、国や都の規制に則るだけでなく、さまざまな自主的取り組みによって、CO2削減に努めています。

大丸有にある建物の2009年度におけるCO2排出量は約71万t-CO2* で、2008 年度比で約2.7%減少しました。大丸有に65棟ある、東京都にCO2排出量の報告が義務づけられている大規模事業所(ビル)のうち、9割にあたる58棟のCO2排出量が削減した、という結果がでています。事業所ごとに取り組んでいる緑化推進によるヒートアイランド対策やオフィス内の省エネなどによる効果が、減少の一つの要因と考えられます。今後もハード面、ソフト面両面からより積極的にCO2削減に取り組んでいきます。

* 東京都が公表している、「地球温暖化対策計画書制度」に基づき大規模事業所(ビル)ごとに提出している「温室効果ガスの削減計画書」に記載された、大丸有にある65 棟のビルの2009 年度排出量実績から試算。65棟の2009年度床面積あたりの排出量を算出し、大丸有の延床面積を乗じた理論値。

丸の内マルシェの利用人数

丸の内マルシェの利用人数

2010年度は4日間、丸ビル1階のマルキューブで「青空市場×丸の内マルシェ」が開催されました。このイベントは、俳優の永島敏行氏が2005 年に立ち上げた「青空市場」と、「食育丸の内」プロジェクトを推進する三菱地所グループとのコラボレーションにより、2009年度から実施されているものです。マルシェが提供する生産者と消費者そしてシェフ(レストラン等)の出会いの場では、生産者の顔が見えることによって、消費者の食材に対する信頼感・安心感も高まります。ビジネスセンターの中には一見ミスマッチな市場は、就業者や来街者に人気が高く、2010年のマルシェには合計20,500人もの人が訪れました。

ゼロタクシー導入によるCO2の削減量

丸の内マルシェの利用人数

2010年3月から、電気自動車(EV)を利用したタクシー「ゼロタクシー」2台の運用が大丸有で始まりました。エコや省エネを求める世界的な流れの中で、電気自動車は普及しつつありますが、タクシーとして利用されるのは東京では初めてのことです。車両には「i-MiEV(三菱自動車製)」を使用しています。電動モーターで走行するので、静かで排気ガスもでない、環境にやさしいタクシーです。大丸有には電気自動車に電気を充電するための充電器の設置場所も12ヵ所と数多く設置されていて、ゼロタクシーが運行する環境が整っています。2010年3月25日から12月31日までの利用人数は2,271人。走行距離の合計は21,940.5kmとなり、この2台の導入によるCO2削減量を試算* すると、2.8t-CO2となりました。

* :LPG タクシーの走行距離2?あたりのCO2排出量は336g。i-MiEV の走行距離2?あたりのCO2排出量は81g。その削減量と総走行距離から求めた理論値(「三菱自動車・日産自動車試算」より)

太陽光パネルによる発電出力

太陽光パネルによる発電出力

再生可能エネルギーである太陽光発電は、日本国内でも普及が進んでいます。太陽光パネルは設置する場所を選ばないので、その重量に耐えることができる場所であればどこでも設置できるのですが、風の影響を受けやすいという難点があります。高層ビルの屋上は強い風が吹くことがあるため、大丸有での普及は難しいものがありますが、悪条件を乗り越えて着実に設置場所が増えています。2010年度は、東京駅東海道線ホームに453kW、三井物産本店ビル屋上に150kWが増加し、エリア合計で820kWの発電出力となりました。

エコッツェリア実証実験オフィス省電力量

エコッツェリア実証実験オフィス省電力量

新丸の内ビル10階の「エコッツェリア」のオフィス部分では、2009年10月より新技術「LED 知的照明システム」と「輻射空調システム」を複合導入しました。この実証実験の目的は「照明」「空調」という執務環境の二大機能において、「快適性」「省エネルギー性」の両立を実現させるというものです。1年にわたって日々の利用データを計測 し、学識者のご助力を得て性能評価を行いました。その結果、両システムの併用を通じて快適な空間を実現したうえに、両システム導入後の年間消費電力は8,060kWh となり、同ビル標準仕様相当と比較して約30%の年間消費電力削減達成を確認しました。

打ち水プロジェクト参加人数

打ち水プロジェクト参加人数

「打ち水」は、まちの温度を下げようという、世界に誇れる江戸の知恵であり日本文 化です。2010年度で5年目を迎えたこのイベントには、2009年度よりも約3割多い2,800人が参加しました。浴衣を着て「打ち水」をする人が増え、周辺の企業の人のみならず一般の人びとも参加するようになり、観光イベントとしての要素も加わりつつあります。

「打ち水」で使用する水は、ビルの排水を再利用した「中水」を、丸の内熱供給と東京国際フォーラムから提供していただいています。

大丸有の緑被率

大丸有の緑被率

千代田区全体の緑被率は21.0%です。大丸有は人工化された地表面や道路が多い環境の中で、屋上緑化の推進や、一号館広場などで緑を増やす努力をしています。また緑被率 には反映されませんが、新丸ビル等で壁面緑化の採用が進むなど、緑化推進に取り組んでいます。今後は緑の量だけでなく、生態系維持に寄与する植栽や、風が通りやすい樹形など質の向上も目指します。

※ 千代田区2010 年調査による。前回調査(2003 年)は、大手町・丸の内のみ。今回は、有楽町も含む。

丸の内仲通りの街路樹の本数

丸の内仲通りの街路樹の本数

大丸有には、美観の向上や歩行者へ日陰の提供を目的に多くの街路樹が植えられています。丸の内仲通り1.2kmの間には、ケヤキなどの樹木が8mから10m程度の間隔で197本植えられています。交差点や街区の中央付近には樹高10mを超える扇状に広がる樹形ケヤキを配し、緑陰が天蓋をつくるようにしています。仲通り以外では有楽町エリアのシナノ キ、丸の内エリアのアメリカフウ、大手町エリアのカツラなど、卵型に近い樹形のものを植えて、リズムと変化のある街路景観をつくり出していくよう計画しています。

6月から9月の猛暑日日数

6月から9月の猛暑日日数

2010年度の夏は、日本の広範囲を記録的な猛暑が襲いました。気象庁はこの猛暑を30年に1 度の異常気象と認定しています。東京でも気象庁のある千代田区大手町の観測で、最高気温が35.0度以上の猛暑日が、6月?9月の4ヵ月間で13日も観測されました。特に、7月・8月はともに4日間連続猛暑日を記録しています。1990年以降の猛暑日日数を見ても、2010年度の猛暑が記録的だったことがわかります。異常気象にも対応できる、大丸有としてのヒートアイランド対策を一層推進していく必要がありそうです。

上水の使用量

上水の使用量

2010年度における、大丸有の上水道使用量実績は、599万m3でした。2009年度実績591万m3と比較すると、8万m3の増加という結果になりますが、これは2010年度から丸 の内パークビルの使用量が算入されているためです。容積対象面積あたりの原単位で比較すると2009年度の0.99m3/m2から2010年度は0.97m3/m2と0.02ポイント減少し、効率的な水の利用が進んでいます。大丸有では、ビルの中水をヒートアイランド対策として行幸通りで散水したり、雨水を植栽の水遣りに使うなどの工夫をしています。今後も中水の利用など、効率的な水の利用を検討していきます。

※ 2010年度の大丸有の三菱地所所有ISO14001取得ビル20棟における、容積対象面積あたりの上水道使用量実績(原単位)に、大丸有全体の容積対象面積を乗じて求めた理論値。

病院・診療所の数

病院・診療所の数

大丸有の病院および一般診療所(歯科診療所含む)の数は88施設*1 です。千代田区全体の数862施設*2 のおよそ10% となっています。エリア面積も大丸有は千代田区のおよそ10% であることを考えると不思議ではない数字ですが、大丸有には住宅はほとんどなく住民数はわずか26人です。つまりこの施設のほとんどがビジネスセンター大丸有の就業者および来街者のためにあることになります。大丸有にあるビルの数は104棟。単純にビルと病院・診療所の比率を求めると、ビル1 棟あたりの診療所の数は0.85となり、数字上ではほとんどのビルに何らかの医療施設がある、安心して仕事や観光ができる環境が整っていることがわかります。

*1:NTT タウンページに登録している病院・診療所の数
*2:総務省統計局データから

ホテルの客室数

ホテルの客室数

大丸有にあるホテルは全部で6軒*。その総客室数は1,282室です。ミシュラン東京ガイド2011には、37軒(14,603 室)のホテルが掲載されていますが、そのうちの5軒(1,121 室)が大丸有にあり、エリア単位では最も多い軒数です。掲載されている、ホテル数が多い他のエリアをあげてみると、汐留4軒(1,550室)、六本木・赤坂3軒(1,483室)、新宿4軒(3,176室)です。ビジネスセンターとして、日本各地のみならず、世界各国からの来訪も多いエリアとして、大丸有は今後もホスピタリティの向上を図っていきます。

* NTT タウンページでホテルとして登録されているもの。

丸の内シャトル利用人数

丸の内シャトル利用人数

大丸有を毎日12?15分間隔で巡回している「丸の内シャトル」はモーター駆動によるハイブリッド電気バスです。多様な曲線に縁取られた大きな窓が特徴的な車両は、内部も広く開放的なつくりになっています。機能面においても「低公害」「低騒音」「低床( =車椅子での乗降可能)」といった特徴を持ち、人と環境に優しいバスです。さらにこのシャトルは乗車無料なのでおサイフにも優しく、エリアの観光やビジネスの足としてご利用いただいています。2010年度は約56万もの人びとにご利用いただきました。

※丸の内シャトルは、地元企業・団体24社の協賛によって運営されています。


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