大丸有ディクショナリー

『生物多様性』

さ行のキーワード

解説

生物多様性とは、多種多様な生物が暮らす地球において、その多様さや特異性を認め、現在の生物がみせる空間的な広がりや変化のみならず、生命の進化・絶滅という時間軸上のダイナミックな変化をも包含する幅広い概念です。
1993年に生物多様性条約が発効、2008年には日本で生物多様性基本法が成立しました。条約の締約国会議(COP10)が2010年10月に名古屋市で行われる予定で、国内でも具体的な施策などの議論が活発化しています。

大丸有での取り組み

2009年度CSRレポートの大丸有の健康診断によると、大丸有に隣接する皇居で観察された動植物種数は5,000種を超えると報告されています。ハクビシン、カルガモ、ヒヨドリ、たぬきなど、ECOZZERIAのトップページに登場する動物はその一部です。

大丸有エリアの生物多様性についての調査は、まだ十分とは言えない状況です。このエリアでのある調査を元に、2008年度は以下のような報告がされています。

●植物には、開発などによってできた、まだ植被の少ない土地に繁殖しやすいパイオニアプラント(開拓者植物)の帰化植物(外来種)が多く、大丸有エリアが典型的な都市の生態系となっていることがうかがえます。

●昆虫は、希少性の観点から生態系的に価値の高い種は確認できませんでしたが、アキアカネを見ることができました。夏から秋にかけて渡ってくるアキアカネが大丸有エリアでも観察できるのは、産卵できる環境があるためと考えられ、皇居のお堀や日比谷公園の池などがそれにあたると推察されます。

●皇居で様々な渡り鳥を観察できることや、東京湾に流れ込む河川の水系上にあることからも、さまざまな生き物が大丸有エリアを通り道としていると考えられます。

このページのトップへ

ecozzeriaのTwitter(新しいウィンドウが開きます) 【新着ニュース】 現代の"美人のまち"大丸有で美人画を観賞しよう! 出光美術館「日本美術のヴィーナス」展 http://bit.ly/bJ2FXX