
第5回東大リレーセミナー「環境・エネルギー問題に対応する長期的な日本の姿を考える」
日時:
2008年5月27日(火)18:30〜20:30 (終了しました)
ゲスト:
荻本和彦氏(東京大学生産技術研究所 特任教授 )
モデレーター:
野城智也氏(東京大学生産技術研究所副所長、大丸有環境ビジョン研究会座長)
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プロフィール
荻本和彦(おぎもと かずひこ)
1979.3東京大学工学部電子工学科卒
1979.4電源開発㈱入社
電源・系統解析、計画、海外技術協力(東南アジア、中米)、技術開発(水素、超電導、風力、太陽光)、業務効率化と保守管理システム導入、経営企画。
経済産業省、資源エネルギー庁の委員会委員
イベントレポート
■3つの基本的な考え方
バックキャスト 2100年を想定して考える
フォアキャスト 足下からゴール地点にたどり着くための方法を考える
クールアース 温暖化対策をするために必要なものを考える
→エネルギーの問題を分解、分析していくことで、さまざまな方法が見つかる。
→不確実な中で今後の未来を考えていかなければならない。
長期的な視野で順番によく考えて対策を打っていかなければならない。
エネルギーに関する技術は現在230個あるが、これを投入するタイミングをはかって、多様性を説いていかなければならない。発電、システム、蓄積の共通事項が必要である。
■太陽電池をはじめとする再生可能エネルギーマネジメント
・設備をうまく使用するフラットにする技術が必要。
・地域だけの閉ざされたものではなく、需要と供給のオープンなバランスネットワークをとっていく。
・再生可能エネルギーを発電する、放電する、蓄積するマネジメントするというのを地域レベルでまとめてマネジメントすることで手元を自立させるが重要。
→うまくやることでコストも下げることができる。
・長い年月の先には水素など、電気とは違うエネルギーへとつながっていくという考え方も必要。
・その場その場と特性に合わせた技術開発が必要。
■2030年はどうなるのか。
最大限に有効利用することにより、需要を減らすことができる。エネルギーの技術を最大活用する
・家庭、産業、運輸部門の取り組み
→今後は、家庭オフィス、運輸部門の省エネルギー技術を導入する
安く、信頼出来る供給が実現できれば、需要も増え実現可能になる。
ヨーロッパにもできることなら日本でもできる。
■これからの未来に向けて
・エネルギーの自給構造を円滑にする長い時間がかかる。
→極端なことをやるわけではなく、継続的にしつこくやらないとゴールまで届かない。
・今までは、エネルギーを工場で大量に作ってきたが、再生可能エネルギーをいれるとなると、遠い発電所でつくるのでは足りない。
→設備を組み合わせて、コストが一番安くなるための構造を作っていく、遠い場所ではなく手元で作っていく。
・現在のライフスタイルをベースに、適応先の特性にあった形で再生可能エネルギーを導入していく。
→ひとつひとつ、一人ひとりのライフスタイルに少しずつ導入していく。
非常に長い時間をかけて、構築していくもの。
・自立的に動くと同時にネットワークを助ける仕組みを作ることが必要
→上から流れていくものではなくて、輪っかにする仕組み。この輪っかの部分を再生可能エネルギーに移行していく。
















