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第21回地球大学アドバンス 〜 水素社会のグローバル・エンジニアリング

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第21回地球大学アドバンス

テーマ:水素社会のグローバル・エンジニアリング
日時:2009年8月24日 (月) 18:30~20:30

ゲスト:岡田佳巳氏
(千代田化工建設株式会社・研究開発センター技師長、水素エネルギーグループ・リーダー)

企画・司会:竹村真一氏(Earth Literacy Program 代表/エコッツェリア・コンテンツプロデューサー)

モデレーターからのコメント

新たなエネルギーの通貨として注目される「水素」――。太陽光や風力などの再生可能エネルギーを貯蔵・輸送する媒体として、ガソリンに代わるクルマの燃料として、さらに発電や製鉄などの製造部門でも炭素フリーな代替エネルギーとして期待されます。また水素はその抗酸化作用において健康・医療部門での効用も注目され、今後「水素市場」の爆発的な拡大が予想されます。

しかし需要の高まりとは裏腹に、水素の供給面でのインフラ整備は進んでいません。どこでどう水素を効率的に生産するのか、そして何より「水素の大量・長距離輸送」の技術が確立されなくてはなりません。今回取り上げる千代田化工建設の"水素の安定供給にむけたグローバル戦略"は、その意味で画期的なソリューションとなる可能性を秘めています。

天然ガスや石炭などの化石燃料から(供給国側で)水素を大量生産。その時点で炭素を回収(CCS)しながら"クリーンエネルギー化"して、既存の石油やガソリンの流通インフラをそのまま使って輸送・供給する。自然エネルギーで人類のエネルギー需要の大半が賄えるようになるのは早くても20~30年先と考えると、それまである程度依存し続けねばならない化石燃料をクリーン化しつつ、次代の自然エネルギー社会の「通貨」としての水素流通の基盤づくりをこの時点で進めておくことには大きな意味があるでしょう。

またパタゴニアの風力、サハラ砂漠の太陽光など、僻地の大量安価な自然エネルギーをグローバルに流通(融通)させる態勢を構築するためにも、こうした水素の大量・長距離輸送システムの確立は重要なGeo-Engineering課題といえます。

過去と未来をシームレスに接続しつつ、20世紀の"炭素メタボ社会"をソフトランディングさせるこうしたビジョンが、今後エネルギー需要の急増が予想される中国・インドをはじめ、地球全体のエネルギー安全保障にとっても必要不可欠となるはずです。

開催概要

トピックス
・ いま、なぜ水素か?――21世紀・水素社会ビジョン
・ CO2「半減」のためにも不可欠な一次エネルギーのクリーン化
・ 水素の大量・長距離サプライチェーン構想――その社会経済的なフィージビリティ
・ 日本の、そして地球のエネルギー安全保障ビジョン
・ 真の「地球工学」(Geo-Engineering)とは?
プログラム
18:00 受付開始
18:30 開演
20:30 閉会
場所 新丸ビル10 階 「エコッツェリア」
定員 50名
参加方法 事前申込
参加費 エコッツェリア会員企業に所属の方:無料
*名刺にて照会いたします。名刺(社員証)を必ずご持参下さい。
エコッツェリア会員企業に非所属の方:2,000円
主催 大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)
協賛 株式会社大林組、鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社竹中工務店、戸田建設株式会社
企画・運営 Earth Literacy Program


モデレータプロフィール

竹村真一(たけむら・しんいち)
京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program代表。東京大学大学院文化人類学博士課程修了。地球時代の人間学を考究しつつ、ITを活用した独自な地球環境問題への取組みを進める。

Sensorium(97年アルス・エレクトロ二カ・グランプリ受賞)、デジタル地球儀「触れる地球」(05年グッドデザイン賞・金賞)や「100万人のキャンドルナイト」「aqua scape」など、さまざまなプロジェクトを推進。環境セミナー「地球大学」主宰。07年「water」展ではコンセプト・スーパーバイザーとして企画制作に携わる。08年7月の北海道・洞爺湖サミットでは、国際メディアセンター(IMC)内の環境ショーケースにおける「地球茶室」の総合企画・プロデュースを担当。

新著「地球の目線」(PHP新書)など著書多数。2009年4月26日よりラジオ「GLOBAL SENSOR」がJ-WAVE 81.3にて(偶数月の第4日曜25時〜)放送開始。

竹村真一プロジェクトサイト:http://www.elp.or.jp/

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