
テーマ:生物多様性シリーズ:2 「生物資源と生物多様性条約~COP10にむけて
日時:2010年2月15日 (月) 18:30~21:00
ゲスト:長島孝行氏(東京農業大学 教授)
企画・司会:竹村真一氏(Earth Literacy Program代表/エコッツェリアプロデューサー)
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モデレーターからのコメント
近年、その紫外線遮断機能や抗菌作用であらためて注目されるシルク(絹)。考えてみればそれも当然で、生物がその体を守る防護システムとして開発してきた数々のノウハウは、今後人類がそこから多くを学ぶべき未使用の「地球のソフトウエア」といえます。その効能は特に「野蚕」といわれる原種で強く、世界の多様な野生シルクの生物資源としての価値に眼が向けられ始めています。
ところが、こうした生物資源の価値が高まる反面で、それらがいま大きな危機にさらされています。生命のソフトウエアの宝庫である熱帯林などが過剰開発で失われるという物理的な損失と、そうした生物資源の知的所有権をめぐる争いで、人類の公共財であるはずの生物資源の利用が制約されるという人為的な損失です。
1992年の地球サミットで締約された「生物多様性条約」は、こうした地球の多様な生物資源の保全とともに、その利用と利益の公正な分配(特に多くの資源国が属する「南」とその知財としての利用を技術的に推進する「北」の国々との)を促進しようというものですが、アメリカの批准拒否などで実効力が発揮しきれない状況です。
今回の「地球大学」では、生物多様性シリーズ第二弾として、シルクの効能をはじめとした生物資源研究の第一人者である東京農大の長島教授に、いまなぜ「生物多様性」なのか?また「生物多様性条約」の人類史的意義をめぐって十全に語っていただきます。
●生物多様性条約の真意とは?
●種の存続と人間の生産活動の持続可能性を求めて
●生物多様性からみた持続可能な天然資源としての 染料・薬用植物と天然繊維(シルクなどの具体例を通して)
●未来に生きる私達がやらなければいけない事
開催概要
18:30 開演
21:00 閉会
*名刺にて照会いたします。名刺(社員証)を必ずご持参下さい。
エコッツェリア会員企業に非所属の方:2,000円
大成建設株式会社、株式会社竹中工務店、戸田建設株式会社
モデレータプロフィール
竹村真一(たけむら・しんいち)
京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program代表。東京大学大学院文化人類学博士課程修了。地球時代の人間学を考究しつつ、ITを活用した独自な地球環境問題への取組みを進める。
Sensorium(97年アルス・エレクトロ二カ・グランプリ受賞)、デジタル地球儀「触れる地球」(05年グッドデザイン賞・金賞)や「100万人のキャンドルナイト」「aqua scape」など、さまざまなプロジェクトを推進。環境セミナー「地球大学」主宰。07年「water」展ではコンセプト・スーパーバイザーとして企画制作に携わる。08年7月の北海道・洞爺湖サミットでは、国際メディアセンター(IMC)内の環境ショーケースにおける「地球茶室」の総合企画・プロデュースを担当。
新著「地球の目線」(PHP新書)など著書多数。2009年4月26日よりラジオ「GLOBAL SENSOR」がJ-WAVE 81.3にて(偶数月の第4日曜25時〜)放送開始。
竹村真一プロジェクトサイト:http://www.elp.or.jp/
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