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シリーズVOICE

【VOICE】向井裕人さん

Glide Path株式会社代表取締役兼 Octa∞Spaceたこ焼き店長

2016/09/30
文: 林亜華音

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Q1: あなたは、いまどのような仕事をしていますか。
A1: 「確実な着地」にフォーカスして土壌作り、課題発見、課題解決を一貫してやっていきたいという思いから会社設立。現在は企業の持続的成長のための支援を中心に活動。①消費財メーカーに対して調達コストの削減（海外調達や仕様の最適化）支援、②スタートアップメーカーの中長期事業計画立案の支援、③たこ焼き屋さんとしてコミュニティ空間創り実施中。移動販売業は間もなく始動④複数の新規ビジネス事業化検討中。
Q2: 3×3Lab Futureでやっていること、やりたいことは何ですか？
A2: 地方自治体の「サードプレースの立ち上げ」など3×3LFの築き上げたナレッジ（サードプレース運用ノウハウ、イベント企画・運営、幅広いネットワーク）を地方自治体へ移管するプロジェクトに関与させていただいております。5月に現地視察へ同行させていただきました。前職では中国で成功したビジネスモデルをロシア・メキシコ・東南アジアへ移行しました。単純に左から右へコピペできるものではないのは身をもって知っています。ナレッジの源泉（特に強み）と移行先の実態・体制をしっかり把握した上でカスタマイズした形で繋げていきたいと思っております。それだけに限らず、テーマを決めて33LF会員の中から専門家を厳選してビジネスの検討会もやっていきたいな～と思っています。
Q3: それをやるために、どんな仲間がほしいですか？
A3: 突き抜けた強みを持った人でかつ自らの弱みを認識している人がいいですね～。事を起こすのには、①新しいアイデアを現実性の有無にかかわらず出す、②点と点を繋いでビジネスという形（収益性を確保して継続できる構想）を作る、③トライアンドエラーで実行する。この3つの要素が必要に思います。特に、③を愚直に実行するところでほとんどが力尽きる。なぜならそこに、多くの時間、工数が必要だからです。まだ収益もない・見えない状況でそれをどうやっていくか、それは、成し遂げたいと思う同じ気持ちと無理なき役割分担のように思います。強みのある者の集まり・チーム、これが無理なき分担を可能にするのではないかと思っています。
Q4: 3×3Lab Futureに期待することは何ですか？
A4: 今でも十分そうですが、もっと多様性のある人たちが集まる場になれば面白いでしょうね～。
Q5: 今一番関心を持っていること、好きなこと、楽しみにしていること、を教えてください。
A5: 6月に、3×3LFで「たこ焼きを焼く×コミュニティ創り」イベントも実施させていただきました。以降、三浦海岸の海の家、子供会イベントも実施。たこ焼き台を前にすると、「人と人が近くなる、話したくなる（海外で日本人に会った感覚）」不思議な力があります。きっかけがあれば、一気に距離が縮まることも多いです。例えば、会社の中で、見たことはあるが話したことはない、メールでのやりとりはするが話したことがない。その場に集まれば、きっとその距離が縮まります。そんな空間を創っていますのでご相談お待ちしています！

向井裕人（むかい・ひろと）
Glide Path株式会社代表取締役兼 Octa∞Spaceたこ焼き店長

奈良県出身。1999年古河機械金属株式会社入社、工場経理で社会人スタート。2003年、ITベンチャー企業を経て、日産自動車株式会社、経営企画室・商品利益管理室に所属。経営戦略立案、管理会計、部門横断プロジェクトリーダーも多数経験。2013年、ピジョン株式会社海外事業部マネージャー。海外現地法人設立、ロシア国立病院との共同プロジェクト、海外商品戦略・PR戦略管轄。2015年7月サラリーマンに終止符、2016年7月Glide Path株式会社設立。

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