シリーズVOICE

【VOICE】岡田恵実さん

中小企業基盤整備機構 TIP*S担当

新しいアイデアは人と人との出会いから

「TIP*S」は、中小企業基盤整備機構(中小機構)が、3×3Laboさんとコラボして開設したスペースです。中小機構では、これまでも全国9カ所の「中小企業大学校」で中小企業の人材育成支援を行ってきましたが、より気楽に来られる敷居の低いところで、創業や新事業立ち上げを目指される方々をサポートできるようにしたいという思いでスタートしました。気づきやきっかけを見つけるには、やはり人と人が出会って話すのが一番です。平日夜や土曜を中心としたワークショップや講座などを通じて徐々にさまざまなテーマのコミュニティが自発的に生まれ始めています。東京駅から近い場所ですし、全国の中小企業のみなさん、ぜひお気軽にお立ち寄りください!

Q1
3×3Laboとの協業に期待することは?
A1
今回は中小機構が民間セクターと空間を協業する初めての事例です。大丸有の大企業とコネクションのある3×3Laboと、中小企業を支援する中小機構が同じスペースで活動することで、さまざまな層が混じり合い、面白い試みができるのではないかと期待しています。相互の人的交流から、新しいアイデアが生まれ、ビジネスにつながっていくといいですね。中小機構自体も良い刺激をもらっています。
Q2
大丸有で好きなところは?
A2
ランニングをしているので皇居が好きですね。あと、実は日比谷シャンテのゴジラが好きです。あの微妙な大きさに和まされます(笑)。
Q3
大丸有を1日好きにしてよければ何をしたい?
A3
農園を耕したり、食べることに費やしたいです(笑)。それと、東京って地方出身者が多いじゃないですか。最近TIP*Sでは地方活性化をテーマにした取り組みを行っているので、大丸有のビルひとつひとつを47都道府県に振り分けて、その地方出身者で集まって出身地についてみんなで考えるということをやってみたいです。
Q4
オススメの本を一冊教えてください。
A4
宣伝になってしまいますが、『ゲームチェンジャーの競争戦略』(日本経済新聞出版社)。ビジネススクール時代の恩師である内田和成教授が主著者で、私も少し書かせていただいています。新しいことをやりたいのに、守りに入ってしまっているオフィスワーカーのみなさんにご一読いただければ。
Q5
あなたが一番大切にしているものは何ですか。
A5
すべての「コト」は、人と人とのつながりから生まれると思います。出会って話さなければ新しいことは生まれないし、活かされることもありません。だから人との出会い、一期一会を一番大切にしています。
岡田恵実(おかだ・えみ)
中小企業基盤整備機構 経営支援部 人材支援グループ TIP*S担当/大学校運営支援課

浜松のインキュベーション施設「HI-Cube」の立ち上げを行い、ベンチャーや第二創業などを支援。その後、現場の支援活動サポート、中小企業の経営支援(専門家派遣によるアドバイス業務等)を担当。現在、中小企業支援者向け研修企画及びTIP*S係る企画・運営を担当。中小機構に勤務しながら早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻マネジメント専修(MBA)を2010年に修了。3.11後は復興支援活動にも勤しみ、特に福島県浪江町の「なみえ焼きそば」の活動には積極的に携わっている。中小企業診断士。

TIP*S
中小企業基盤整備機構

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