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世界で一番贅沢な調理実習!?丸の内朝大学「築地市場クラス」の、美味しすぎるフィールドワークに密着!

2011年12月28日 | post by 池田美砂子

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今日は丸の内を飛び出し、築地市場からのレポートです!

丸の内朝大学で、この秋より開講した「築地市場クラス」。世界最大の卸売市場で、一大食材集積拠点である築地市場の仕組みや歴史を学ぶことで、食の流通や問題点を理解し、日々の食をもっと豊かにするヒントを発見しよう、という講座です。

11月12日(土)、このクラス2度目のフィールドワークが行われると聞き、現場に同行。普段なかなか見る機会のない築地市場の姿、そして豪華海鮮丼の調理実習に格闘する生徒のみなさんの姿を追いました。



tsukiji_asa.jpg▶午前7時:築地市場に到着
朝大学、しかも築地クラスともなれば、この時間の集合は当たり前。前の日の冷たい雨から一転、気持ち良い青空が広がる築地市場に到着しました。既に多くの業者さんのトラックや自転車が行き交い、市場は大いに活気づいています。


tsukiji_tare.jpg▶午前7時半:仕入れ体験
この日お世話になる「東京魚商業協同組合」の事務所に荷物を置かせていただき、さっそく市場内へ出発。この日調理する海鮮丼の材料の仕入れを体験します。

通称「ターレ」と呼ばれる荷車がびゅんびゅん走る買荷保管所(業者さんが車を止め、買った食材を受け取る場所)を通り抜け、到着したのは、仲卸業者が軒を連ねる卸売市場。

通常、観光客が訪れるのは「場外市場」と呼ばれる商店街ですが、ここは、魚屋や料理店といった小売業者の方などプロしか入れないエリア。今回、特別な取り計らいにより、生徒のみなさんも足を踏み入れることができました。

tsukiji_ichiba.jpgぴちぴちの魚介類が並ぶ店頭に目を奪われながら市場を散策していると、目に飛び込んできたのは巨大マグロ!頭部をその場で解体する大迫力の光景が、目の前で繰り広げられます。

そして、本日の食材となるアジやイカを物色。同行していただいた大武勇さん(東京魚商業協同組合理事長)に産地やおいしさの秘密について説明を受け、この後の調理に対する期待感が高まっていきます。


▶午前8時半:調理デモンストレーション
生徒の皆さんが事務所に戻ると、本日の調理実習のメニュー「海鮮丼」の食材が次々と届けられてきました。エプロン姿に着替え、まずは大武さんのデモンストレーションで、調理方法を学びます。

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最初に登場した魚は、淡路島産の新鮮なアジ。今日は自分たちの手で三枚おろしに挑戦します。大武さんの手元を見つめる生徒の皆さんの目は、真剣そのもの。その鮮やかな手さばきに、拍手が沸き上がります。

tsukiji_buri.jpgそして圧巻は12kgもあるという、こちらのブリ!千葉から届いたこの大物が、一匹まるごとまな板に乗せられ、さばかれていきます。最終的に切り身の状態になるまでの過程では、魚から鱗を引き、内臓を取り出し、身と頭・骨を分け、当然ですが血も出るといった場面も。この光景は、大切な『命をいただく』ということを実感させられました

途中、ブリの身を見た大武さんが発したひと言「すごく脂が乗ってるねー」には、大きな歓声が。この後、イカ、マグロとデモンストレーションは続き、さあ、いよいよ調理実習の本番です!


tsukiji_jisshu.jpg▶午前9時:調理実習
本日の海鮮丼の食材は、マグロ、ブリ、アジ、イカ、イクラ、卵焼き。生徒のみなさんは、このうち、アジとイカを自分でさばくことに挑戦します。

tsukiji_jisshu2.jpgまずは定番、アジの三枚おろしに挑戦。デモンストレーションを思い出しながら、丁寧に包丁を入れていきます。これ、やったことのある方はお分かりかもしれませんが、なかなか簡単にできるものではありません。途中で骨から離れてしまったり、身がガタガタになってしまったり......。組合のみなさんのアドバイスを受けながら、真剣に調理を進めます。

手の空いた人から、次はイカを丸ごとさばきます。内蔵を取り出す過程にはコツがいるため、格闘しているうちにいつの間にかイカスミで手を真っ黒、なんて方も。

ちなみにこの日使った包丁は各自が家から持参したもの。特別な包丁が無くても、魚を扱うことができることを知り、「家でもチャレンジしてみたい」という声も多数聞こえてきました。


最後は楽しい盛りつけタイム。色とりどりの食材を思い思いに並べて、超豪華海鮮丼の完成!脂がのってキラキラと輝く鮮魚たちがまぶしい限りです。

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▶午前10時:朝食タイム
お待ちかねの朝食タイムは、この写真をご覧いただけば、もうレポートの必要はありませんよね。築地市場に届いた魚をその場でいただく贅沢。私もお裾分けをいただいてしまいましたが、その鮮度と食感は、言葉にできないほどのものでした。これは間違いなく、世界一贅沢な調理実習でしょう!

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最後にみなさんに感想を聞いたところ、「美味しかった」はもちろんですが、「魚屋に行って買ってみたい」「意外と自分でもできることがわかった」と、仕入れの体験や調理を通して気付きを得た、前向きなコメントが多かったのが印象的でした。

この築地市場での実習の意味は、ここにあります。ただ調理をして食べた、というだけではなく、食の流通の現場を自らの足で歩いて回り、口にするまでの一連の流れを体験することは、改めて自分の食を見直してみるきっかけになるでしょう。間違いなく生徒のみなさんがスーパーでアジやイカを見つけたら、今回の実習を思い出すはずですから。

「築地市場クラス」では、全8回の授業のうち、3回のフィールドワークが用意されています。今回は、その中の2度目。見学がメインの前回を受け、今回は調理実習、そして最終回は『築地でMy朝ごはんを見つけよう!』をテーマに、今度は場外で自分たちなりの楽しみ方を見つけます。

座学とはひと味違う様々なフィールドワークを経験して、生徒のみなさんは、いったいどんな学びを得ていくのでしょうか。「築地市場クラス」の今後の展開も、とても楽しみです。

丸の内朝大学「築地市場クラス」

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