レポート

「朝チャレ!」が変える都市生活者の働き方と学び

by 後藤 隆

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石川博貴

石川 博貴(いしかわ・ひろたか)

環境省地球環境局地球温暖化対策課  国民生活対策室国民対策企画係に在職。チャレンジ25キャンペーンなど、ライフスタイルやワークスタイルの見直しによる温暖化対策の普及啓発に取り組む。趣味はサッカー。栃木県出身。
http://www.challenge25.go.jp/asachalle/


鬼木まどか

鬼木 まどか(おにき・まどか)

株式会社GABA マーケティング部門PR担当。英会話スクール「Gabaマンツーマン英会話」に関するPRイベントの企画運営や取材対応などPR全般を担当している。冬になると国内外で趣味のスノーボードを楽しむ行動派。埼玉県出身。
http://www.gaba.co.jp/
http://twitter.com/John_Monjirou


井上奈香

井上 奈香(いのうえ・なか)

三菱地所都市計画事業室の環境ユニットで働くかたわら、一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)の環境イベントディレクター・広報を担当。「丸の内朝大学」などの企画・運営に携わる。「マクロビ・フード・コンシェルジェ」の資格を持つ。岡山県出身。
http://www.ecozzeria.jp/asa-univ/
http://twitter.com/asadaigaku

朝を楽しく、豊かに過ごす「朝活」ブームの勢いが止まらない。自分磨きやコミュニティづくりのために朝時間を有効に使う人が増えているのだ。テーマも環境や健康、食など多岐にわたり、環境については、環境省が2010年6月に朝型生活へのシフトを呼びかける「朝チャレ!」キャンペーンを開始。賛同する企業・団体や個人の輪が広がっている。民間に目を転じると、「朝チャレ!」の取り組みの参考にしたという丸の内朝大学の各講座は軒並み満員札止め状態だ。また、英会話スクールでは都市部を中心に早朝クラスの人気が高まっている。官民問わず盛り上がりを見せている「朝チャレ!」など朝活の魅力と楽しみ方などを、環境省、英会話スクール大手のGabaマンツーマン英会話、丸の内朝大学の担当者に、話し合ってもらった。
聞き手:後藤 隆(洛思社)

1. 「朝チャレ!」や早朝英会話などメニューは盛りだくさん

石川さん

石川 はじめに私から「朝チャレ!」についてお話しさせていただきます。環境省では、「朝から、気持ちよく始める、エコ。夜には、ゆっくり休んでエコ。」を合言葉に、新しい生き方や働き方を提案する「朝チャレ!」を、2010年6月から行っています。「チャレンジ25キャンペーン」の一環で、6年目を迎え、夏の省エネ活動として定着しているクールビズに代わる次なる展開です。
「朝チャレ!」は健康的であるのはもちろん、地球温暖化の防止という環境保全の視点から大きな効果が期待されています。1時間早起きしてその分1時間早く寝ると、一人当たり年間でおよそ165kgのCO2削減につながるという試算もあります。

チャレンジ25キャンペーンとは
政府は、「温室効果ガスを2020年に1990年比で25%削減する」という中期目標を達成するための行動を「チャレンジ25」と名付けた。チャレンジ25を実行に移すために、環境省が2010年1月に始めた国民運動が「チャレンジ25キャンペーン」だ。さまざまな担い手による活動を通じて、CO2排出量の少ないライフスタイルを提案。これまでにない温暖化防止の取り組みとして注目を集めている。

チャレンジ25キャンペーンが勧める
「6つのチャレンジ」
1 エコな生活スタイルを選択しよう
2 省エネ製品を選択しよう
3 自然を利用したエネルギーを選択しよう
4 ビル・住宅のエコ化を選択しよう
5 CO2削減につながる取り組みを応援しよう
6 地域で取り組む温暖化防止活動に参加しよう

井上 6月21日に丸の内ビルディングで行われたキックオフイベントは大成功でした。

石川 あのイベントは、エコッツェリア協会や丸の内朝大学をはじめ、朝チャレ企業・団体の協力を得て実施したもので、朝チャレ!応援団の谷川真理さんによる皇居一周ランニングや、道端カレンさんによる朝ヨガ体験など、イベントの中で朝の過ごし方を具体的に提案した、環境省としてこれまでにないチャレンジです。辺見えみりさん、環境大臣を囲んでの「パワーブレックファースト」では、参加者の皆さんから積極的な意見も聞かれ、楽しみながら一体となって実施できた、好事例だったと思います。キックオフイベント以降、多くの企業や団体が「朝チャレ!」に参加し、これまでに約220社・団体の賛同を得ています。

鬼木 弊社はマンツーマンに特化した英会話スクール「Gabaマンツーマン英会話」を運営していて、首都圏を中心に中部・関西エリアまで約1万8,000名もの方に受講いただいています。1対1で教えるため講師の数も多くなり、50を超える国々からの講師が約800名います。受講生のなかには、自分が出張や旅行で行く先の国や地域のインストラクターを選ぶなど、賢く利用なさっている人も多いようです。

asacha_photo03.jpg

石川 早朝レッスンを行っているのは何校くらいあるんですか?

鬼木 2001年から朝7時開講の早朝レッスンをスタートさせました。現在、大手町や渋谷などの都市部を中心に全35校のうち半数の18校で導入しています。早朝レッスンに対する受講生の反応は好評で、講師の供給が追いつかないほどです。

井上 今年の春からは丸の内朝大学にもご協力いただいていますね。

鬼木 はい。大手町と東京ラーニングスタジオの2校で提携プログラムの「グッドモーニング丸の内?朝からマンツーマン英会話?」を行っています。いずれも人気校で、多くの受講生がビジネス英会話のレッスンを受けているのが特色です。2010年の春には(丸の内朝大学の)マネークラスとコラボ講座を開催させていただき、こちらも大変好評でした。

Gabaのマンツーマン英会話
asacha_photo04.jpg 受講生一人ひとりのレベルとゴールに合わせてレッスンをカスタマイズできるところが、マンツーマン英会話の特長だ。カウンセラーがゴール達成まで親身にサポートしてくれるため安心して英会話を学べる。ビジネスから旅行まで、目的に合わせたレッスンは、レッスン終了後の受講生アンケートでは高い評価を得ている。
他の生徒の目を気にせずリラックスして学べる点、受講生が通うスタジオや講師を選べるシステムや、自由予約制なども人気の秘密だ。


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