大丸有エリア内外の連携や協働、横断的な産学連携を促進しながら、環境共生型のまちづくりに貢献する事業を推進・支援するエコッツェリアの会員企業の活動をレポートする【エコッツェリア会員企業NEWS】です。
都市型農業を実践する有力な方法のひとつである「植物工場」。大丸有エリアでも、店内で野菜を育てている「サブウェイ 野菜ラボ 丸ビル店」や、社員が社内で野菜を育てているという株式会社パソナグループなどがあります。
しかし、この植物工場は温度や湿度をコントロールするために通常、大規模な空調設備が必要になります。これを家庭でも可能にしようというのが、パナソニック電工が千葉大学、三井不動産株式会社、株式会社みらいと共同で行うネットワーク型家庭用植物工場」の実証実験です。
この実験では、10世帯程度に5~7株の植物の育成が可能な機器を配布、各家庭の使用状況の違いによる生育状況の違いの度合いを検証したり、ネットワーク化することで専門家のアドバイスを聞いたり、モニター同士のがコミュニケーションを取ったりという付加価値の検証を行います。
都心の住宅事情では家庭菜園もなかなかままならないもの、家庭用植物工場が普及すれば住宅事情にかかわらず植物を育て、食べることができます。電力の問題や栄養素の問題などいろいろ課題もあると思いますが、どんどんよりよいものに改良されて普及するといいですね。
パナソニック電工株式会社 ― 「ネットワーク型家庭用植物工場」の実証実験を開始
* 日付はリリース日です。実施日については各リリースの詳細をご覧下さい