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【VOICE】河波雄大さん

エーシーシステムサービス株式会社
ボード事業部リーダー

モノが生み出すコト

私たちは、リサイクルできるサインボード「Recoボード」の製造販売及びシステムの普及活動を行っております。今ではエコッツェリア協会の展示、大丸有のイベントなどでRecoボードをご利用いただくようになりました。Recoボードは展示だけでなく、リサイクル回収や印刷システムも含めて一種のコミュニケーションツールになっていると思います。それは、ただの"モノ"ではなく、"コト"を起こすということでもあります。これからも大丸有の企業の皆さんと"モノ"を持ち寄り"コト"を起こしていきたいと思います。

Q1
Recoボードについて教えてください。
A1
実はこのシステムを持っているのは世界でも弊社だけなんです。もともとは伝統的な木折の食品容器「折箱」を作る老舗でしたが、早くから材料をプラスチック素材に変えて工業化を行いました。食品容器のメーカーの㈱アクタというと業界ではちょっと有名なんですよ。その製造技術、印刷技術やリサイクル技術が活かすあらたな挑戦として新規事業が発足しました。それから10年かけて開発されたのがこのRecoボードです。このレコボード、全てプラスチックのみで構成されているので、使用後は溶かして再びボードの原料として使用できるのです。Recoボードを使ったパネルは弊社だけで制作するのではなく、印刷やリサイクルの回収のシステム全体を、流通や、印刷会社などに広めています。Recoボードが広まって、サインパネルやPOPがもっとリサイクルされるようになればいいなと思います。
Q2
エコッツェリアのすごいと思うところは?
A2
幅広い業種の企業が集まって、それぞれ自社の取り組みや商品など「モノ」を持ち寄って、それを融合させて「コト」にしていく。そんな場所であるということです。
弊社も環境への配慮や持続可能な事業は一過性のものではいけないと常々思っており、本業を通じて環境を、そして社会をよくするという考え方のもとにご参加の皆様からは、毎回刺激を受けています。不思議なもので、Recoボードをご使用いただいている企業の方とは、ここでもご一緒することが多いんです(笑)。志向性が近い人たちは自然と集まるようになるんですね。
Q3
大丸有を1日好きにしてよければ何をしたい?
A3
手前味噌で恐縮ですが、街じゅうのサインボードを全部Recoボードにしてみたいです。1日で、一気に変えてしまう。論より証拠で、実際に使ってみれば、Recoボードの品質のよさも、リサイクルは難しくないということだって伝わると思います。
日本に来られた海外の方もきっと驚きますよ。「おい、あのボード、全部リサイクルしてるらしいぜ! 日本人はすごい!」。そう言わせたいです(笑)。
Q4
おすすめの本を教えてください。
A4
『魔女の宅急便』の原作本(角野栄子著・福音館書店)です。これ、小さいころに好きだったと話したら、先日誕生日プレゼントでいただきました。それで再読して気付いたのですが、私、サプライズが好きなんですよ、仕事でもプライベートでも。「いいないしょは、3倍うれしいってね!」が口癖だったのですが、この言葉が、実は魔女のキキのセリフでした(笑)。どこで知った言葉だったかも忘れていましたが、子どものころに読んだ言葉が染み込んでいたんですね。
Q5
あなたが一番大切にしているものは何ですか。
A5
「ありがとう」という感謝の気持ち。先人、親、友人、同僚。人は誰かに良くしていただいたことで成り立っていると思います。そのお返しを直接できないなら、次の世代に残していけばいい。私、使い終わったボードがリサイクルのために戻ってくるといつも「ありがとう」という気持ちになるんです。この感謝の気持ちが新しい時代を作るんじゃないかと思います。
河波雄大(かわなみ・たけひろ)
エーシーシステムサービス株式会社 ボード事業部リーダー

容器メーカー㈱アクタの新事業立ち上げのために2000年から印刷・サイン業全般に着手し、Recoボードシステムの開発に乗り出す。新規事業に力を入れられるのは「先代の柴田伊勢雄会長と、柴田伊智郎社長の開発者魂のおかげ」。学生時代はデザインを学び、イラストも得意。また、某所では河波さん作の紙芝居も流通しているという。

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