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ユニークなアイディア続々!「ENEX2010 」で「丸の内朝大学」の出張授業開催! エコッツェリアブースも大賑わい!

ENEX.jpg去る2月10日(水)~12日(金)、東京ビッグサイトで「ENEX2010 第34回地球環境とエネルギーの調和展」が開催されました。"低炭素社会に向けて~ゆるぎない技術と未来を~"というテーマのもと、124の企業や団体が出展。総来場者数は37,400人を超え、盛況のうちに幕を閉じました。会場では、「平成21年度省エネ大賞(機器・システム部門)省エネルギーセンター会長賞」を受賞した、株式会社ブリヂストンの電子ペーパーや、LEDに続く照明技術FEL(電界放出型ライト)など、最新の省エネ・新エネ技術に関する展示に注目が集まりました。

windmill.jpg同展示会に出展した、エコッツェリア協会ブースでは、グリーン電力を発電所から需用者に直接送る「生グリーン電力」や最先端の照明・空調による「次世代低炭素型技術実証オフィス」の展示と、大丸有エリアのエコポイントサービス「エコ結び」の紹介・キャンペーンを実施。

「生グリーン電力」の展示では、風力発電機ブレード(羽)の1/20模型(右の写真参照)がインパクト大!道行く人の目を奪っていたのが印象的でした。また、「エコ結び」のキャンペーンは、登録した来場者に抽選でポイントや景品が当たることもあって、参加者を沸かせていました。

「えっ?〝生グリーン電力〟〝次世代低炭素型技術実証オフィス〟〝エコ結び〟って何?」
そうおっしゃる方は是非こちらの記事をお読みください。

enex2010-asa-university.jpgこれらの展示のほかに、11日(木・祝)には「丸の内朝大学」の「環境ソーシャルプロデューサークラス」の出張授業をステージで行いました(左の写真は出張授業の様子)。出張授業のテーマは「New環境ビジネスおもしろアイディア発表会」。古田秘馬さん(プロジェクトデザイナー)と鈴木菜央さん(greenz.jp編集長)、お二人の講師によるイントロダクションのあと、卒業生の皆さんが、授業から生まれたさまざまな活動を紹介する賑わいのステージとなりました。

ここでは、当日発表された6つのおもしろアイディアのさわりの部分をご紹介しましょう(発表順)。

1. Walk Life Balance

「あれ?スペルミスじゃないの?」と思われた方、決してミスではございません。仕事帰りに楽しく歩いて、健康にも環境に優しいライフスタイルを実践し、地域とも連携しながら、本家(?)ワークライフバランスについても考えちゃおうというのが「Walk Life Balance」の活動です。既にある言葉をうまくもじって、受け手の心をフックするネーミングが秀逸ですね。
http://walklifebalance.org/

2. 丸の内シェアLab

ルームシェア、カーシェア、バイクシェア......。さまざまなものが共有(シェア)される時代になりました。シェアLabのモットーは「見えるもののシェアを通じて見えないものをシェアする」。つまり、モノのシェアを通じてハッピーをシェアしちゃおうということです。「シェア」は、豊かさを倍増するコミュニケーション・ツールということなんですね。「シェアってなんか貧乏臭くない?」と思うのは、もはや昔の感覚かもしれませんね。
http://ameblo.jp/sharelab/

3. 初モノプロジェクト

「都会に暮らす季節の迷子たちに初モノの旬を届ける」をコンセプトに活動している「初モノプロジェクト」。現在、「ファーミー大作戦」を遂行中です。「ファーミー」とは、自分のために農作業をする(FARming for ME)ヒトのこと。旬を感じるには自分で植えるのが一番だけど、農家になれるわけではない。そんな「消費者以上、農家未満」な人々を増やすことを目論んでいます。言葉の使い方が素晴らしいです。

4. 東京キャンプ

「東京キャンプ」は、「都市と自然と人をつなぐ」をコンセプトに、都会の中で自然を感じるライフスタイルを提案しています。目指すのは、「1. 仕事終わりに自然と過ごす。2. 明日へのパワーをチャージ。3. 低エネルギー、低炭素」の三つ。日比谷アメニス、greenz.jpとのコラボレーションで、「greenz drinks Tokyoキャンプ@城南島海浜公園」で有機野菜とペレット燃料を使ったエコ・バーベキューを企画・開催した実績が光ります。
http://blog.tokyocamp.jp/
※過去に東京キャンプを紹介した記事はこちら。
至高のエコ・バーベキューに潜入!「green drinks 東京キャンプ」

5. さえずりチドリ

満員電車で隣の人のヘッドフォンから漏れてくる音が気になって仕方がない。そんなときの力強い味方になる、かもしれないのが、「さえずりチドリ」が提案するコミュニケーション・バッジです。「音量下げて聞いてください」というメッセージをさりげなく見せて、お互い気持ちよく通勤する、というわけです。他にも、「酔いどれオヤジを巣に帰す」ためのバッジなど、思わずクスッとしてしまうアイディアの引き出しが豊富です。
http://saezuri-chidori.com/index.html

6. ハイタッチ大作戦

「ハイタッチ」とは、手を上げた状態でお互いの手のひらを叩く行為のこと。都会に住んでいると、心の通ったコミュニケーションに触れる機会はあまりありません。そこで、「心の通うハッピーアクション」で都会の人に「心のビタミン」を届けようというのが「ハイタッチ大作戦」です。活動内容は単純明快。ハイタッチで元気を届けること。このシンプルさが、実に潔くて気持ちいいですね。
http://hightouch.org/

今回登場したのは、丸の内朝大学第三期で生まれた活動です。短期間の講座の間に、実に多彩なアイディアが生まれています。
丸の内朝大学のウェブサイトでは、4月から始まる第四期の講座や事前説明会情報などを公開中。「私のソーシャルなアイディアも是非形にしたい」と思われた方は、是非「環境ソーシャルプロデューサークラス」まで。

他にも、ユニークな講座が揃っているので、この春は「出勤前の自分磨き」に「朝大学」を活用されてみてはいかが?

朝大学