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丸の内朝大学 温泉トラベルプランナークラス 伊香保&草津 ドッキリ湯けむりフィールドワークに潜入!

onsen_top.jpgCreative Commons. Some Rights Reserved. Photo by anjuli_ayer.

onsen_yosh_s.JPG文章提供:温泉トラベルプランナー基礎クラス受講生 兼松佳宏さん

テレビや新聞などでも取り上げられて、ますます人気の丸の内朝大学。
全8回の各授業の中には、丸の内を飛び出して行うフィールドワークもあるんです!
今回は気になる旅学部の温泉トラベルプランナー基礎クラスのフィールドワーク 潜入レポートをお届けします。


「自分が本当に行きたい温泉旅」を自分自身で探し、見つけ、クリエイトできるプランナーを育成するのが、温泉トラベルプランナー基礎クラス。授業では温泉分析表の見方、泉質と効用について学ぶのですが、やはり実際に行って肌で感じるしかない!ということで、新緑の美しい5月の週末、クラス全員で群馬県の伊香保と草津へ日帰りバスツアーに出かけました。

朝7時に東京駅を出発、3時間かけて伊香保を目指します。バスの中ではまずリーダーを決めたり自己紹介したり。そして温泉の予習。伊香保はpH6.3と中性で肌に優しいのに対し、草津はpH2.0と強酸性で肌をキュッと引き締めるのです。同じ群馬でもこんなに成分が違うんですね。


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伊香保につくと、500年続く温泉宿の23代目という女将さんが出迎えてくれました。映画『千と千尋の神隠し』の舞台となった旅館を横目に、源泉そばの「伊香保露天風呂」を目指して石畳を進みます。源泉は本来は透明ですが、鉄分を多く含むので空気に触れると赤茶色になります。飲泉をしてみると、本当に鉄の味が! この鉄が血行をよくするのだそう。そして、この日最初に入った温泉は何ともぬるくて優しいお湯。チームメイトともあっというまに裸の付き合いです。しかし、次の予定もあるので入浴時間は5分。後ろ髪引かれる思いで温泉を後にします。

温泉神社に参拝して、次はチームごとのフィールドワークです。チームは、温泉の泉質にこだわる「湯の花」、情緒や癒しにこだわる「浴衣」、まち歩きにこだわる「温泉まんじゅう」、自然やアウトドア好きが集まる「下駄」の4つ。私は「下駄」チームです。「下駄」チームは、女将さんの案内で森の中のスピリチュアルスポットを訪れ、絶景を見渡したら、あっというまに終了。他のチームは、食べ歩きをしたり、さらに別の温泉に入ったりと思い思いのフィールドワークを行っていました。


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ご飯をいただいた後は草津へ。草津では西の河原公園という、なんと総面積500平方メートル!の草津一の大露天風呂につかりました。ここのお湯は透明で熱く、弱酸性で肌がひきしまります。10分程度の入浴の後、下駄チームは草津国際スキー場へ。グラススキーやマウンテンボードでひと汗かいて温泉につかる「スポーツ温泉」プランを実践してみました。他のチームには、1時間で4つの共同風呂をはしごした強者も!さすが温泉好きが集まったクラスです。

フィールドワークの翌週からは、実際の温泉トラベルプランを考えるフェーズに入ります。それぞれどんなプランが飛び出すのか楽しみ! 朝大学は、ちょっと背伸びして勉強したいことを、実際にアイデアをかたちにして実現できる、よい入口です。みんながいい意味でビギナーだからこそ、みんなで学んでいける雰囲気があります。7月から始まる夏学期にはピクニックや祭を学ぶクラスもあるようですね。何か始めてみたい方、ぜひおすすめです!


丸の内朝大学夏学期は、「伝統学部 能クラス~朝ZEROプロデュース『能楽堂デビュー!への道』~」や、「コミュニケーション学部 ピクニックプロデューサークラス」、「伝統学部 暮らしに祭を!日本人の心を学ぶ祭クラス」などのクラスが加わってパワーアップ!
予約開始は6月16日(水)からなので、お見逃しなく。