過去のアーカイブ過去のニュース

【大丸有トリビア vol.3】ニッポン放送の地下には、かの名曲にちなんだスタジオがある

news100618_02.jpg

7月11日に迫った、第3回丸の内検定。
丸の内地球環境新聞では、試験日まで毎週1問、丸の内検定ガイドブックの問題をご紹介します。

今週はビジネス・経済問題!

○ ○ ○ ○ ○ 

Q59 ビジネス・経済
(丸の内検定ガイドブックP.130)

有楽町の丸の内警察署に隣接した場所にニッポン放送があるが、地下にあるスタジオ名は何か。

(1) ハッピースタジオ  (2) ハーモニースタジオ
(3) イマジンスタジオ  (4) イマジナリースタジオ


解説

ラジオ局では、有楽町にニッポン放送が立地している。ニッポン放送は昭和29年(1954)に開局した、フジサンケイグループの中核企業である。昭和34年(1959)に24時間放送を開始したり、昭和37年(1962)には国内初のサテライトスタジオを小田急百貨店新宿店内に開設したり、ラジオ局のコアとして業界をリードしてきた。

平成9年(1997)、老朽化した社屋の建て直しのため港区台場(フジテレビ本社ビル)に一時移転したが、平成16年(2004)に新社屋が完成し、現在地に再移転した。

その際、新社屋地下2階につくられたのが、大型多目的公開スタジオ「イマジンスタジオ」である。その名の通り、ジョン・レノンの名曲『イマジン』をモチーフに、白をテーマカラーにしたスタジオホールで、音響、映写、証明など最新の設備が導入されている。恒例の24時間放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」(昭和50年開始)といった公開生放送、大規模な人数や特殊な機材を要する収録、ニッポン放送主催のイベントなどでも使用され、150人(着席)の収容が可能である。また、ジョンの直筆によるロゴ"imagine"の文字がスピリットボードに刻印されている。

news100702_02.jpg

旧社屋時代には同じようなスタジオとして、漫画家・松本零士が命名・デザインした「ラジオハウス銀河」(通称"銀河スタジオ"、略称"銀スタ")があったが、「イマジンスタジオ」は、それをさらにグレードアップしたものといえる。

* 記事本文は、丸の内検定ガイドブックより提供されています
* 写真:Creative Commons. Some rights reserved by stratocasterbob57

丸の内検定ガイドブック

お問い合わせ:
株式会社 菱芸出版
東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル5階  TEL:03-3201-1601(代)

丸の内検定ホームページ