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祝 東北新幹線 新青森開業! 大丸有で生グリーン電力の故郷・青森を探してみた

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12月4日(土)、東北新幹線 新青森開業。

ねぶた祭り、大間のマグロに温泉に、三浦春馬さん出演のCMに......、鉄道ファンならずしても胸がときめくこの話題に、全電力を青森から直送された生グリーン電力でまかなう新丸ビル10階のエコッツェリアに本拠地を置く丸の内地球環境新聞が反応しないわけにはいきません!
今回は、東北新幹線 新青森開業を記念して、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)で青森を探してみました。

1. 東京駅→青森駅の交通を徹底比較!

大丸有の中心地・東京駅といえば全国に名だたる交通の要所。もちろん東北新幹線も東京駅から始まって青森へとつながっており、旅行にビジネスに便利に使えそうですね!と、言ってみたものの、実際のところは本当に便利なの?そこで、丸の内地球環境新聞は東京→青森間の各交通を徹底比較してみました。

○所要時間

新幹線:約3時間50分
飛行機:約3時間20分
自動車:約10時間
徒歩:約6日

所要時間は飛行機に軍配が上がりましたが、次点の新幹線とは30分の差。青森空港から青森の中心部に出るまでに時間がかかるようです。新幹線ならば乗り換えなしで中心部に辿りつけるのは魅力です。徒歩でも24時間歩き続ければ6日というのは、意外と近いかも?

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○料金

新幹線:16,570円
飛行機:33,600円
自動車:14,150円(高速道路料金)
徒歩:0円

徒歩を除くと自動車がお得に見えますが、この料金にはガソリン代が含まれていません。トヨタの新型プリウスの10.15モード(燃費:38km/L*1)ですべての道のりを走ったとしてもガソリン代が2,411円かかる*2 ので、料金の合計は16,561円。新幹線とあまり変わりませんね。自動車で約10時間かかることを考えると、私なら新幹線を選びたくなります。

* カタログ表記
* 東京都の平均ガソリン価格127.5円/L ガソリン価格比較サイト gogo.gs参照

○CO2排出量

新幹線:13,638g
飛行機:65,245g
自動車:124,308g
徒歩:0g

CO2排出量の少なさは、新幹線が圧倒的です。こんなに差があるものなんですね。
これまでの結果から、時間の面では飛行機、料金の面では自動車、CO2排出量の面では新幹線がそれぞれ優れており、総合力では新幹線がオススメであるといえそうです。

* 調査には、NAVITIMEGoogle乗換案内を利用
新幹線:東京-新青森-青森
飛行機:東京-羽田空港-青森空港-青森
自動車:東京-青森718.5km
徒歩:奥州街道(陸羽街道)/国道4号線700km

2. 土日で行けちゃう!青森のホットな旅情報

交通の足が整ったら、次は具体的な旅のプランですね。旅といえばJTB!ということで、JTB首都圏 丸の内支店で、青森の旅について教えてもらいました。

○東北新幹線 新青森開業は青森への旅をどのように変えたのか?

一番の変化はゆったりとした一泊二日の旅行が可能になったこと。新青森までの延伸により観光地までの移動時間が短縮され、青森県内の観光地へのアクセスが格段と良くなり、スムーズな旅が可能になりました。

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By Amiden (Own work) GFDL,via Wikimedia Commons

○冬の青森の観光ピックアップ

  • ストーブ列車
    ストーブ列車とはその名のとおり車内にダルマストーブを設置した列車。立佞武多(たちねぶた)でも有名な五所川原と中泊町を結ぶ津軽鉄道の冬の特別列車で、レトロな車両と昔ながらのストーブが旅情をかきたてます。
  • 寒立馬(かんだちめ)
    下北半島の尻屋崎で放牧されている馬。比較的小柄で足が太く、ずんぐりした体型がかわいい。
  • 青森県立美術館
    最近の人気スポットが、この美術館。三内丸山遺跡の隣に位置している、青森市の郷土文化を紹介するための施設で、青森出身の奈良美智氏による高さ8.5mの巨大な犬のオブジェ「あおもり犬」や青木淳氏による建築が話題。
  • 青森駅周辺
    東北新幹線の新青森駅開通にともなって、青森駅周辺ではねぶた祭の歴史や魅力を余すことなく堪能できる"ねぶたの家 ワ・ラッセ"などの観光スポットが充実したので要チェック。また、青森駅前の『アウガ新鮮市場』では、新鮮で美味しいホタテ、マグロ、アワビなどが手軽に楽しめます。

○(店員さんがこっそり教える)オススメの秘湯

  • 黄金崎不老ふ死温泉
    大海原を見渡す露天風呂。海辺の岩場にあり、まるで海の中にいるような気分で入浴できるそう。入浴をしながら眺める海に沈む夕陽は、圧巻の一言!
  • ランプの宿青荷温泉
    なんと電気が通っていないという一軒宿。明かりはすべてランプで、サービスも最低限。電気がないので、もちろんテレビやドライヤーなどもありません。省エネですね。普通の温泉宿では物足りないアナタにオススメ。4つの湯めぐりができます。

news101203_02.jpgJTB首都圏 丸の内支店には、現在青森コーナーが設置され、青森観光に関するパンフレットなどが揃えられています。気になるスポットをいくつか定めたらカウンターへ。お得でスムーズな旅のプランを提案してくれるはずです。青森出身のベテランスタッフさんもいらっしゃるそうなので、よりホットな青森情報も期待できそうですね。

JTB首都圏 丸の内支店

住所:千代田区大手町1-6-1大手町ビル1F
定休日:土日祝(12/30~1/3は休業とさせていただきます。)
営業時間:11:00~19:00
TEL:国内旅行 03-3213-9181/海外旅行 03-3213-9141

お得なJTB専用の臨時新幹線プランなど、インターネットで青森への旅を調べるならこのサイト http://www.jtb.co.jp/ace/SYT/aomori/

3. 東京にいながら青森を楽しむなら?

時間をとって旅行に出かけるのはなかなか難しいというアナタには、東京で手に入る青森のご馳走を。日本全国のご馳走のセレクトショップ、新丸ビル地下1階の人気店 『日本の御馳走 えん』で青森の味覚を探してみました。これならオフィスや家庭で気軽に青森を楽しめますね!

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○青森葉とらず りんご100 120円(株式会社青研TS2)

冷蔵管理の青森産リンゴをさらに吟味し、紅玉・ふじ等の5種類のりんごを水も佐藤も香料も加えず、丸ごと絞ったストレート100%リンゴ果汁。まろやかなのにのど五指すっきり、後味さわやか。

○パティシエのりんごスティック 210円(株式会社ラグノオ)

大きめにカットされた青森県産りんごがスポンジ生地と一緒にそのままパイで包まれています。りんごのシャキシャキとした食感がうれしい。

○スタミナ源たれ ゴールド辛口504円(JA上北農産加工)

青森県人なら知らない人はいないという、このたれ。青森産のリンゴやにんにくがたっぷりとブレンドされていて焼肉、野菜炒めに最適。寒い冬には辛口のたれで体が温めて!

『日本の御馳走 えん』がある新丸ビルの全電力は、生グリーン電力でまかなわれています。つまり、これらの商品は青森から直送された生グリーン電力で販売されている商品。青森度が高い気がしますね。

えん ~日本の御馳走~

news100825_shop.jpg住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング地下1階
TEL:03-5224-3755
営業時間:10:00~22:00 / 日祝 10:00~21:00

12月4日(土)に迫った東北新幹線 新青森開業。遠いようでこんなに身近な青森に、アナタはいつ出発する?

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