過去のアーカイブ過去のニュース

石巻市立湊小学校「丸の内環境ふれあいプログラム」実施報告!

ishinomaki_1.JPG最後の見学場所地域冷暖房システムにて−地下4階に位置するプラント施設見学は子供たちにとっては、探検隊気分。

東日本大震災による災害廃棄物の処理が問題となっていますが、その量はあまりにも膨大で、なかなか処理が追いつかないのが現状です。
そうした中、環境省では災害廃棄物における処理の現状や安全性をアピールするために『災害廃棄物処理推進展』を実施。この展示は現在、皇居外苑楠公レストハウスで2012年6月30日まで行われています。展示物には、思い出や生活の証が一瞬にして瓦礫になってしまった被災者の思いを未来に繋げるために、石巻市立湊小学校の子供たちが卒業記念トロフィーを瓦礫を再利用して制作。先日行われた環境省主催の国民運動「活かそう資源プロジェクト」の中でも紹介され、自らの思いを語るために子供たちが、東京にやってきました。
そこでエコッツェリアでは、経済活動の中心地である丸の内の環境の取り組みや施設見学通し、エネルギーや資源などの環境問題に対して理解を深めてもらおうと「丸の内ふれあい環境プログラム」を実施しました。

【丸の内ふれあい環境プログラム】工程

1. エコッツェリアにて大丸有エリアの環境の取り組みについて学ぶ
2. マンゴツリー東京(丸ビル)にて資源利用について学び、デザートづくり体験
3. 丸の内熱供給にて地域冷暖房施設見学

「プログラムスタート!」

まず最初の訪問先は、新丸ビル10Fにあるエコッツェリア。
ここでは、丸の内の環境の取り組みや、再開発におけるまぢづくりの工夫について学びます。
また、実証実験オフィスでは、パソコン上で、一人ひとり、照明の明るさを調節し、好みの明るさを保つことで無理なく省エネできる知的照明システムや、輻射熱空調などの最先端オフィス設備を見学。省エネの大切さについても学びました。

ishinomaki_2.JPG ishinomaki_3.JPG

オフィスの説明に真剣な子供達/エコッツェリアには廃材を利用した家具がいっぱい。手触りなど興味津々です。

ishinomaki_4.JPG
左:日比谷花壇 越智さん 右:石巻市立湊小学校 阿部文春先生 ひまわりの輪が広がりますように・・・。

そして、もう一つ、昨年、「丸の内朝大学」のコミュニティアクションfor東日本大震災から生まれた「ひまわりプロジェクト」で宮城県名取市美田園の仮設住宅の方々と育てたひまわりから集荷した種を先生や子供たちにプレゼント。ひまわりの輪を広げて頂くようお願いしました。

続いて、2か所目は、マンゴツリー東京。ここでは、サトウキビの廃材を100%使用した紙皿について学びました。サトウキビは砂糖を作る際、必要な糖汁を搾った後、大量の搾りかす「バガス」が発生します。この「バガス」はボイラーで燃やし、機械を稼働する際のエネルギーとして利用されていますが、使いきれないほどの量が有るため、紙資源としての再生が行われています。

ishinomaki_5.JPG ishinomaki_6.JPG

熱心に授業を聞く子供達/サトウキビを試食し触感や味を確かめました

今回のプログラムでは、このサトウキビの廃材、「バガス」を100%使用した皿を使用しました。さあ、いよいよ!宮城のとちおとめを使用した、シュークリームづくりに挑戦!子供たちには、仕上げの部分に挑戦してもらいオリジナルのデザートを作りました。プロのシェフから技を学んだ子供達、とても楽しそうですね。

ishinomaki_7.JPG ishinomaki_8.JPG

自身でデコレーションしたシュークリーム/みんな美味しそうに食べています。

最後の見学場所は地域冷暖房システムです。
丸の内パークビルの緑化も見学し、地下の地域冷暖房施設の見学です。子供たちは、地域冷暖房システムや導入により、ビル単体での冷暖房システムより20%、省エネ効果がアップしていることなどを学びました。

ishinomaki_9.JPG ishinomaki_10.JPG

ボイラーの中を覗くと、威力の強い火が確認でき、スケールの大きい地域冷暖房システムに驚きの色を隠せない子供達。

最後に、震災により、思い出が一瞬にして失われてしまった子供たちに、新たな思い出を刻んでもらおうと、スタッフから今日の記念にアルバムを作成しプレゼントしました。
この写真を見て、いつか丸の内に再び訪ねて来てくれたり、未来を地域再生に携わる時の仕事の意欲にしてくれればとスタッフ一同願っています。

ishinomaki_11.JPG

子供たちにプレゼントしたアルバムー今日一番の笑顔をおさめました。