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夏野菜の秘密を知って、食べて、売って、大好きになろう!-エコキッズ探検隊2012「キッズマルシェ」

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夏休み期間中、小学生を対象に様々なワークショップを開催し、夏休みの恒例イベントとなっている「大手町・丸の内・有楽町エコキッズ探検隊2012」。今年もたくさんの子供たちが参加してくれました。最終盤の8月29日に行われた「キッズマルシェ~丸の内でマルシェ体験!夏野菜を食べつくそう~」の様子をレポートします!

今回のプログラムはまずは親子で旬の野菜を使ったランチを堪能したあと、そこで使われていた野菜などを実際のマルシェで売ってみよう!という企画。前半は新丸ビル5F「AWkitchen TOKYO 新丸ビル店」で、後半は丸ビル1Fマルキューブで開催されていた「青空市場×丸の内マルシェ」で開催しました。
AWkitchen TOKYO 新丸ビル店
第7回 青空市場×丸の内マルシェ

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まずは親子でランチを堪能!の前に、夏野菜のお勉強をします。今回の講師は山梨県から来ていただいたフードコーディネーターの芦澤香苗さん(かなえ先生)。まずは、1日に必要な野菜300グラムをきゅうりで見せ、これだけの量の野菜を毎日食べるには工夫が必要ということで、「塩もみすればかさが減り食べやすくなる」と説明。薄切りにして塩をしたきゅうりを子どもたちにもモミモミしてもらい、水が出てくる様子を観察しました。

そのあとは、野菜には旬があり、同じ野菜でも夏野菜は夏に、冬野菜は冬にとれたものほうがビタミンCなどの栄養価が高いということをお勉強。子どもたちも不思議に思ったのか、「どうして夏のほうがビタミンCが多いのか?」(答えは日光をたくさん浴びるから)、「塩もみしても栄養は出ちゃわないの?」(流れ出る栄養もあるので、出てきた水はお味噌汁を作るときなどに使うと良いと説明)など鋭い質問も飛び出しました。

そしていよいよお楽しみのランチ。まずは、夏野菜をたっぷりと盛ったバーニャカウダ、そのあとこちらも野菜たっぷりのパスタ2種、そして最後に新鮮な果物を使ったデザートと旬の野菜や果物たっぷりのランチを堪能しました。

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お腹いっぱいになったところで前半のプログラムは終了。ここでエコッツェリアに移動して後半のマルシェの準備をしました。今回、子どもたちが売るのは山梨産のピーマンやパプリカなど、特徴的なものには「まくわうり」や「紅白緑オクラ」などもあります。その中から子どもたちは自分が売るものを選んで看板を作成、その看板を持ってマルシェに挑みました。

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張り切って看板を作った「カラフルミニトマト」がすでに売り切れ!などというハプニングもありましたが、通り掛かる人も「かわいいね」などといって足を止め、わざわざ買ってくれる方もいらっしゃいました。

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子どもたちは2グループに分かれ、片方のグループが売っている間に、もう1つのグループはマルシェを見学。いろいろな野菜や果物について説明を聞いたり、初体験のパッションフルーツを試食したりも!

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野菜について、味や栄養の勉強にはじまり、作っている人に話を聞き、そして実際に売ってみる体験まで。この日1日の経験で子どもたちは自分が普段食べている野菜や果物がどうやって食卓までやってくるのかを理解したことでしょう。これで嫌いな野菜も好きになれるかもね!

今年もたくさんの子どもたちの笑顔がはじけた「大手町・丸の内・有楽町エコキッズ探検隊」。来年もまた様々な新しい企画を用意して開催しますので、お楽しみに!
大手町・丸の内・有楽町 エコキッズ探検隊2012

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