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2012年夏、親子が環境OLが大集合!大丸有打ち水プロジェクト&エコキッズ探検隊報告会

大丸有エリアの夏の恒例行事「打ち水プロジェクト」と「エコキッズ探検隊」。年々規模が拡大しているこの2つのイベントの報告会が、10月2日にエコッツェリアで行われました。

打ち水プロジェクト2012
エコキッズ探検隊2012

打ち水プロジェクト2012

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7月27日「行幸通りde打ち水」から今年の打ち水プロジェクトがスタート。朝から天候にも恵まれ、950名64団体(昨年は700名61団体)と想定以上の参加をいただき、効果も-1.4℃と観測されました。同日に開催された「丸の内 行幸マルシェ×青空市場」も、浴衣姿での買い物客がかなり見受けられたそうです。

続く、8月1日「カルガモ打ち水」は、丸の内消防署の協力のもと、三井物産や日本経済新聞の社員を中心に300名に参加いただきました。

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8月6日「有楽町打ち水」は一番新しい会場である有楽町イトシア前広場で開催、山野楽器のライブ、マルイの浴衣トレンド紹介などのコンテンツとともに展開しました。上智大学が環境への取り組みの一環として参加するなど女子大生を中心に浴衣の方が多く華やいだ会場となりました。8月9日「大手町・縁日打ち水」、お昼はエコキッズと、夕方は縁日と一緒に、2回実施しました。今年も中西圭三さんに司会をお願いした、8月14日「集まれ!KIDS打ち水」では、積極的に打ち水をするたくさんの子どもたちの姿が見られました。以上5会場で、参加総数は2,900名、217団体となり、昨年を大きく上回る結果となりました。企業から事務局への参加の問い合わせが増えるなど、打ち水プロジェクトの認知が高まってきていることも実感できました。

丸の内仲通りの路面店の各店舗に桶と柄杓(ひしゃく)を配布し、店舗の方々に自主的に打ち水をしていただく「打ち水Weeks」も今年で4回目を迎えました。当初1週間から始めたものが、今年は1か月間、95店舗の参加と規模も拡大してきています。イベントに合わせて配布したワンドリンクサービスなどのクーポンについては店舗側から来店等の反響があったとの報告もあり、地域の活性化に一役買いました。

こちらも毎年恒例、株式会社ウェザーニューズの協力による「打ち水観測」には、打ち水の効果のフィードバックが今年は8月7日〜17日の10日間で600通集まりました。全国で87%の人が、打ち水後に「涼しくなった」「涼しくなったと感じた」と回答。打ち水は時間帯・まく量によってはかえって暑くなってしまうこともありますが、正しい打ち水の方法も浸透してきているようです。

夏期、特に3年ほど前から患者が急増している熱中症対策に対し、政府はヒートアイランド対策大綱の見直しを行い、中間とりまとめを8月23日に発表しましたが、その柱の一つとしてライフスタイルの改善が掲げられました。打ち水もますますの広がりが期待されています。

エコキッズ探検隊2012

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プロから学ぶホンモノの体験にこだわった、音楽"、"食"、"工作"、"生き物"、"朝大学"、"ツアー"と6つのテーマにわたる22のプログラムを実施、約1,037名が参加しました。
参加した子供と保護者を対象にしたアンケートによると、参加した子どもの96%が「楽しかった」と回答し、「また参加したい」という子どもも81%、保護者でも「参加させたい」が88%という高い割合を示しました。どのようにエコキッズを知ったかの認知については、「学校/施設からの配布」が約半数と多くを占め、昨年参加者が27%と約4人に1人はリピーターという結果となりました。プログラムの高い満足度により、夏休みの子どもたちの学びの場としてしっかりと根付いてきていることがうかがえます。

今年も東京国際フォーラム主催の「丸の内キッズジャンボリー2012」と連携、相互告知や会場をお借りしてのステージプログラムを実施しましたが、このほか新規の展開として、10月下旬より千代田区内小学校にて、今年エコキッズ内で開催されたプログラムを出前授業として実施することが決定しました。一年を通じて子どもたちが楽しみながら環境を学べる機会が増えていくのは素晴らしいですね!

恒例行事としてすっかり大丸有エリアに定着してきた感のある「打ち水プロジェクト」と「エコキッズ探検隊」。近隣や千代田区内にも広がり始めています。参加する側だけでなく、企画する側として参加してみませんか?

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