イベント丸の内井戸端会議

【丸の内井戸端会議】第2回 〜本当に多様な社会を作るには〜

2014年12月17日(水)18:30〜20:30(終了後 21:30まで懇親会)

第1回丸の内井戸端会議では、安倍政権の女性活躍推進目標「2020年までに女性管理職30%」を題材に、女性が働くことの意味を問い直し、女性側の課題、男性や組織の課題などを幅広に議論しました。

経済は大きく成長せず、生産人口の大幅減少に突入する中では、女性が働いていくことは必至の未来であり、そのために男性、組織は努力する必要があると、大半の参加者が納得していました。女性が多く活躍する組織の方が、風通しが良く、良い組織でもある、といった意見も出されました。

女性だけにとどまらず、多様な人材の活躍支援は、組織が生き残っていくのに絶対必要なことであると捉えられています。多様な人材が活躍する組織は、イノベーションを起こしやすい、変化に強いなど様々な指摘があります。

今回は改めて、多様な人材が活躍する組織はなぜ強いのか。そもそも多様性とは一体何なのかを、「森」を題材に考えてみたいと思います。

森は生物多様性の宝庫と呼ばれています。樹木のみならず、菌や微生物、草花、昆虫を含む動物等の多様な生命体が、複雑な相互関係を形成しています。驚くべきことにこれら多様な生命の全てに意味と役割があり、1つとして無用なものはありません。植物の葉や幹を食べる「害虫」すらも、その存在には何らかの意味が必ずあります。森林には、多様な存在の全てが相互に関連し合いながら、全体として見事に調和した社会が実現しているのです。

このような森を題材に、多様性とはどういうことなのか。そして、多様な人材が活躍する組織とはどうあるべきかを考えませんか。

ゲストスピーカー
・井上岳一氏(森林スペシャリスト)
・南沢 典子氏(森を経営理念にする あきゅらいず社代表)

概要

開催日時

2014年12月17日(水)18:30〜20:30(終了後 21:30まで懇親会)

場所

対象

どなたでもご参加いただけます。

定員

50名

参加費

2,000円(軽食、飲み物付き)

プログラム

18:30 はじめに
18:35 ゲスト講演
     ・南沢 典子氏
     ・井上岳一氏
     全体ディスカッション(会場の方を交えて)
20:30 講演、ディスカッション終了。懇親会開始
21:30 終了


申し込み方法

申し込み期間

2014年12月16日(水)17:00まで

お問い合せ先

エコッツェリア協会:田口
TEL:03-6266-9400

協力

主催:日本総研、エコッツェリア協会 協力:企業間フューチャーセンター

ゲスト講演者

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南沢 典子(みなみさわ・のりこ)

16年間大手化粧品メーカーで美容部員として勤めた後、離婚・貧困を経験し、「美しさをカタチづくるのではなく美を養うことからはじめよう」と2003年にあきゅらいず美養品を立ち上げる。代表自らのすっぴん横顔写真の折り込み広告が大ヒット。肌が本来持つ力を養うシンプルなスキンケア、シンプルな生活を提唱する。
「みんなちがって、みんないい」と同魂異才こそが最幸チームの条件であり、あきゅらいずの組織は、多様な生物が多様に作用しあう生態系である「森」だと考える。

講演者・モデレータ

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井上 岳一(いのうえ・たけかず)

東大農学部で林学を学んだ後、林野庁に入庁。フォレスターとして現場の森林管理に携わった後、森林・林業関係の法律・制度の立案・執行に携わる。その後、家具会社のCassina IXCを経て、日本総研に勤務。森を理想のモデルに、持続可能な社会をつくるためのコンサルティング・政策提言を行っている。3*3ラボでは、「森と人とのあいだ」シリーズを担当。

丸の内井戸端会議

「女性の働き方」について考える

丸の内井戸端会議では、女性が企業で活躍していくための課題とそれをクリアしていくための知恵を、参加者が共有する講座を提供しています。女性がリアルに語る"自己実現"についての講演をもとに、ライフステージを意識した時の働き方について、さまざまな観点から議論をしています。

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