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【レポート】小さな視点で見つけるローカルの魅力 ~地域プロジェクトは『好き』から生まれる~ 前編

特別イベント「世界の京都・北山ブランド」創造ワークショップ 2019年2月7日(木)開催

9,15

「世界の京都・北山ブランド」創造ワークショップは、600年の歴史を誇る「北山丸太」こと、北山杉の里として知られる京都・北山の価値を最大化し、"北山ブランド"を醸成するべく、各分野の第一人者をゲストに迎え、3回にわたって考察していく場です。

昨年10月に開催した第1回ワークショップでは、金田章裕氏(京都府立京都学・歴彩館館長、京都大学名誉教授)と森下武洋氏(京都北山丸太生産協同組合理事長)をお招きし、京都 北山の文化・歴史を紐解きながら、現在の動向や課題について知見を深めていきました。

2月7日に行われた第2回ワークショップのテーマは、「全国の地域プロジェクトから京都北山を考える」。全国各地でさまざまな地域プロジェクトに携わる指出一正氏(月刊『ソトコト』編集長)をゲストにお招きし、多彩な地域プロジェクトの取り組みをご紹介いただきました。他地域の活動や課題を知ることで、これからの京都北山にとって必要なことは何かを俯瞰し、考察する貴重な時間となりました。

image_event0207_02(左)エコッツェリア協会 田口真司 (右)北山の現地視察からのひとコマ。当日の投影資料より

冒頭、エコッツェリア協会の田口真司が、前回の振り返りを行い、現地視察の感想を参加者に共有しました。

「第1回ワークショップでは、北山の文化や歴史について理解を深めるために、インプットを中心に行いました。つい2日前に北山を視察してきたのですが、樹齢400~500年の北山杉や、皮むき、枝打ちといった作業を間近に見ることができ、たいへん有意義な時間となりました。まだ答えというものは見出せていませんが、北山杉を"材"として売るだけでは難しく、やはり北山という地域全体をブランドとして活性化させていくことが必要ではないかと思いました」

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関係人口をつくるためのさまざまな取り組み

関係人口をつくるためのさまざまな取り組み

image_event0207_03.jpeg月刊『ソトコト』編集長・指出氏

週2日は東京、残り5日は、ほぼ中山間地域で過ごす生活を送っているという指出氏。「取材というよりも、そこにいる若者たちとその地域の未来や面白い仕掛けについて話をしている時間の方が長いかもしれません」とにこやかに話します。その活動と並行して、1日3回行うこともあるという各地でのトークイベントや講演を週4日以上こなしながら、発行し続けている月刊誌『ソトコト』について、「社会の気分を言語化することが、自分の中では大事だと思っている」と軽快な口調で続けます。

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そんな"社会の気分を言語化した"一冊がこちら。昨年、発売してまもなく完売したという"関係人口入門"の続編号として、関係人口についてのあれこれを特集した『ソトコト』(2019年3月号)です。

「関係人口は、岩波の辞典にも、イミダスやウィキペディアにも載っていなかった言葉ですが、昨年からは、地域活性化における戦略の最重要キーワードのひとつとして、国の施策にもなっています」と指出氏。氏によると、関係人口とは、「地域との関わりを楽しみにやって来る新しい第三の人口。観光以上移住未満の人口、その中でも、特に若者たちのことを指していると僕は捉えています。交流人口と定住人口の真ん中と考えても、分かりやすいかもしれません」。

「仮に、関係人口が20代30代の若者だとして、彼らはそのまちや地域に出会い、そこに仲間や友達ができて、縁を感じて好きになり、年に何度か足を運ぶようになります。地域のお祭りを手伝ってみたり、空き家をワークショップでイノベーションしてみたり、マルシェに出店してみたりするようになっていく。観光でやって来るのではないし、住む決意をして来るわけでもなく、そこに骨を埋めるつもりもない。あくまで、自分の楽しみの一環として足を運んでいます。"うちには何もないのに、なぜか若者がやって来る"という現象は、地域のそこかしこにあふれています」

指出氏の仕事は、雑誌づくりだけに留まらず、近年は、全国各地の行政から依頼を受け、関係人口をつくるための人材育成の講座や地域のプロデュースも手がけるようになりました。さらに、内閣官房「水循環の推進に関する有識者会議」や環境省「SDGs人材育成研修事業検討委員会」を含む国の4つの委員会の委員を務めるなど、まさに引っ張りだこの状態ですが、「出自を話すと、ただの釣り雑誌の編集者」と一蹴します。

image_event0207_05.jpeg指出氏が滋賀県で釣ったヤリタナゴ。当日の投影資料より

「小学校2年の頃から、魚釣りと山登りのことしか考えていなかった」という指出氏は、大学卒業後、雑誌『Outdoor』編集部に入社し、『Rod and Reel』編集長を経て、現職に至ります。

「こうして皆さんの前で話している今も、イワナとタナゴのことばかり考えています。両方の魚が残っている水域を日本全国釣り歩いて調べたら、大きくはもう数エリアしかなかった。釣り自慢をしているのではなくて、メタファーですね。東北や瀬戸内、北九州など、僕たちが作れないものがかろうじて残っている場所に、"エキゾチックだ、ファンタジーだ"と言って、若者たちが続々と足を運んでいます」

「それこそがローカルの魅力。それを小さな視点で見つけることが大事」と指出氏は話します。

「僕たちは、あらゆる物事をあまりにも大きな視点で見すぎている。ひとりで1億3千万人の社会課題を解決する必要など、全くない。そんなことよりも、"ガリガリ君"くらいの大きさで、鍵穴から覗くように自分の大事なものを見つめ直すと、世の中は幸せに満ちあふれている」

滋賀県で指出氏が釣ったヤリタナゴをガリガリ君と同じ大きさのポケット水槽に入れた写真を紹介し、「上から見たらただの雑魚。でも横から見たら、たかだが7センチくらいの魚が、コバルトグリーンやメタリックオレンジに輝きを放つ。小さな視点で物事を見つめることで"解像度"が上がる。京都・北山を含めた地域についても同じ。小さな視点で見ることで、"地域の解像度を上げる"ことができます」

image_event0207_06.jpeg高知県が発行する文化広報誌「とさぶし」第22号の表紙 当日の投影資料より

次に紹介したのは、高知県が発行している文化広報誌『とさぶし』。指出氏は、創刊から7年間、編集委員を務めていました。高知といえば、何はさておき坂本龍馬。土佐を代表する食べ物と言えば、カツオのたたき。あるいは、昼間から地元客と観光客が酒を酌み交わすひろめ市場。しかし指出氏は、従来の名所や人気スポットに頼るのはやめ、高知県に暮らす人々に向けた新しいメディアをつくることを提案しました。

「カツオが使えないから、ウツボ。地元のスーパーマーケットのお惣菜担当の方が、"私の陳列方法"を解説したりと、特集が地味なんですね(笑)。でもそれでいい。最初に届けるべきは、中にいる人たちだから。"地元のことをこんなに愉快に紹介してくれるメディアができて嬉しい"と、真っ先に興味を持ってくれたのは、20代30代の若者たち。自ら希望して編集員になってくれました」

「火の粉が降りかかるような競争の激しいところで、キラーコンテンツだなんだと躍起になって勝負するのと、どちらが幸せだろう?」と指出氏は参加者に問いかけ、「小さなもので差をつけること。それが大事」と加えました。

image_event0207_07.jpegまちづくりのまちしごとの求人サイト「イタ」当日の投影資料より

「最近、合法の出会い系サイトを作りました」と紹介し、会場に笑いを誘ったのが、『イタ』というまちづくりのまちしごとの求人サイト。「地域に遊びに行きたいけれど、数ヶ月、数年となると難しい。でも、日帰りや週末だけなら行けるという若者たちがたくさんいるのに、彼らに訴求しきれていない行政区のなんと多いことか。そのマッチングができればと思い、僕が見よう見まねで作ったサイトです」と指出氏は説明し、ネーミングの由来についてこう話しました。

「"イタ"とは、"板"であり、"いた!"という仲間を発見した時の喜びとワクワク感のこと。スマートフォンなんてなかった1990年代、東京の私鉄の改札にあった白い掲示板には、"○時に、居酒屋☓☓で待ってるね"などと書かれていて、なんだか楽しそうなやりとりしてるなぁと想像に胸を震わせました。だから、それとまったく同じものをウェブサイトで作りました」

イタは、すべて地域への誘いなのに、写真も使っていなければ、モノクロに徹した、ぶっきらぼうなサイト。求人募集には、奈良県川上村など地域名が小さく記載されていて、"住み込み発酵修行"、"まるで、銭湯の番頭さんのような"という不思議な見出しがあるのみ。しかし、クリックすると、そこにはまだ見ぬ地域世界が広がっています。

「まちの農産物の直売所でアルバイトしてくれたら、地元のおばあちゃんと好きなだけお茶も飲めるし、夜はみんなで飲もうぜって書いてある。それだけでいいんです。あまりにも僕たちは、地域のことを紹介しすぎている。自分で発見することで地域との関係を深められるのに、その発見する喜びを削いで、若者に"ここにおいで"というメディアの使い方はやめよう。僕が彼らに伝えるのではない。彼らが自分で見つけることが大事です」

このサイトには、指出氏が全幅の信頼を置いているすべての行政から集めた求人募集だけが掲載されています。「(僕に)騙されたと思ってもらってもいい。基本、失敗しないから。どこに行っても最高の出会いが待っています」

image_event0207_08.jpeg「ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論」:出典 ポプラ新書HPより

2016年に刊行した自著「ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論」(ポプラ新書)では、「関係人口と"関係案内所"についてひたすら連呼した」と指出氏。この本を指出氏の大恩人にあたる先生方が見つけてくれたことが、結果的に国の政策につながったのだそうです。

「今日、観光協会の方がいらっしゃったら、ごめんなさい。でも僕は、既存の観光を否定しています。古くさいし、アップデートするべきだと考えている。観光案内所はスマートフォンに任せればいい。その代わり、地域の人と人との関係性を案内する関係案内所を作ってくださいと言っています。実際、各地で増えています」

image_event0207_09.jpeg「地域の編集学校 四万十川源流点校」の受講生の皆さん。当日の投影資料より

地域の編集学校 四万十川源流点校

指出氏の自己紹介を交えた活動の紹介だけでも濃密でしたが、本番はここから。

「今日は"木"のことを中心にした内容を持ってきました。少し視軸や視座をずらすことで、北山や北山ブランドのことを考えるヒントになることがあるかもしれない。複眼の視点を持つためと思って聞いてもらえたら幸いです」

関係人口を増やす講座を数多く請け負う指出氏が、その一例として紹介したのは、日本最後の清流・四万十川の源流点がある高知県津野町で開講した『地域の編集学校 四万十川源流点校』。

「ここ(津野町)を大事にしないとあの大河は始まらないけれど、観光の視点で言えば、大河には敵わない。そこで、観光目的ではなく、関係性を求めてやって来る若者たちがここに来る流れを作ろうということで、メイン講師としての依頼を受けました」

昨年12月に開講した講座には、高知県内外から20名の若者が集まりました。当初、彼らの多くは津野町の存在を知りませんでしたが、そこに四万十川の源流点があることを発見して喜び、その地域の強さだけでなく弱さも知った結果、「自分には一体何ができるか?」と皆それぞれが真剣に考えるようになっていったのだそうです。

「自分も関わってみたいと思うようになること、これを"関わりしろ"と呼んでいます。若者たちも弱い気持ちを持っているし、強さだけを持っているところには現れない若者たちがたくさんいる。この編集学校を通じて、高知市内の大学生たちが、1時間半かけて津野町にやって来る流れや学校を新しい学校に変えるプロジェクトが生まれました」

この学校の真意は、「そのまちのことを好きな若者たちが、自分の出番と居場所をつくる」ことであり、「その新しい若者たちの流れをちょっとお手伝いするのが僕の役割」と話します。先日、早くも卒業式を迎えた若者たち。今後は、津野町に新しい仲間を迎え入れるプロジェクトを始めるにあたって、その拠点づくりのディレクターとして活躍していく予定です。

image_event0207_10.jpeg若者たちに"めはり寿司"のつくり方を伝授する下北山村の"お母さん"。当日の投影資料より

奈良・下北山むらコトアカデミー

次に紹介したのは、奈良県吉野郡下北山村で開講した『奈良・下北山むらコトアカデミー』。
下北山村は、世界遺産の大峯奥駈道、前鬼などの修験道の歴史を伝える史跡をはじめ、水の神とされる市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこ)が祀られている池神社やバスフィッシングのメッカとして全国に知られる池原ダム湖、"前鬼ブルー"と呼ばれる美しい色をした川など、豊かな自然に恵まれた人口900人足らずの山村。2泊3日の現地実習では、指出氏の言う下北山村の"ローカルの原風景"をたっぷりと味わいながら、若者たちは地元の人々との交流を通して、村と自分をつなげる宝物を発見していきました。

「下北山村特産の"下北春まな"を使った、地元のお母さんの卓越しためはり寿司のつくり方に男の子たちは震えていた。表参道では食べられないラグジュアリーな食べ物を食べるわけです。この講座を通して、村との真剣な関わりを求めるようになった若者の中には、移住した人や現地で林業に従事している人もいます」

image_event0207_11.jpeg築40年の家をリフォームした農家民宿「ほったらかし家」 当日の投影資料より

「せっかく村に来てくれるなら、泊まれる場所が必要だろうといって、ゲストハウスを作る方が現れました。本当に自分たちの村にやって来てくれるんだ。それに気づいた瞬間、村の人たちはさらに本気を出してくれました。3棟もの宿泊施設ができてしまったのです」

さらに(若者たちが)作業できる場所があった方がいいだろうと、村は、閉園した幼稚園をリノベーションして、コワーキングスペースを作りました。

「誰が来るのか、心配したが杞憂に終わった。東京のベンチャー企業で働いていた女の子や奈良市内の人気ローカルメディアの編集部の若者が常駐するようになりました。観光でやって来るのではなく、この地域のことを"自分ごと"として考える若者たちが現れるようになると、夜が変わります。村長と、東京や京都、名古屋、大阪から来た若者が食卓を囲みながら、下北山村の未来について語り合う時間が生まれました。嬉しいことに、関係人口を創出する目覚ましい実績の出た行政ということで、昨年11月には石田総務大臣が視察に来られました」

image_event0207_12.jpeg洞川温泉のエネルギー源となる木材を見学する「奥大和アカデミー」の受講生たち。当日の投影資料より

奈良県・天川村の『スナックミルキー』

『奥大和アカデミー』は、中京地域在住で、奈良県奥大和地域の地域づくりや起業に関心を持つ人を対象とした講座。人口は1,500人ほどの吉野郡天川村で未利用のままになっている資源や課題を活かしたローカルチャレンジのためのプランを検討し、提案することを目指したものです。

古くから修験道の聖地とされてきた天川村は、洞川温泉で有名な温泉街。光熱費のコストがかかり、エネルギーを外から買わなくてはならない状況が続いていました。そこで村の人たちは、地域内で経済を循環させることを思いたち、バイオマスのボイラーを購入し、あふれている杉材や間伐材をカットして、燃料にして使い始めました。木材をトラックに乗せて運んで来た人には地域通貨を支払い、ビールや日本酒を買えるような仕組みを作っています。2泊3日の現地インターンシップでは、まずその現場を見せてもらいました。

「村役場の方に、ハレとケでいうところの"ケ"を見せてくださいと相談しました。村の人としては、きれいに整った木材を見せたいところですが、"ツルツルピカピカ"のものに、若者は興味を示さないし、やっても来ない。なぜなら、自分ができることがなさそうだから。それよりも、課題が山積していて、自分は何かできるかもしれないという"ざらっとした手応え"を感じるところに、彼らは現れる。自分たちができることがある場所、つまり"関わりしろ"がある、ざらっとしたところにやって来るのです」

image_event0207_13.jpeg「スナックミルキー」を発案した受講生と村のお客さんたち。当日の投影資料より

さて、この講座のテーマは、天川村の資源や課題を活かしたローカルプランを実行すること。
「決まりました!スナックやります!」と真っ先に手を挙げたのは2人の女の子たち。天川村から名前を取った「スナックミルキー」は、廃業した店をリノベーションしたスペースを借りて、夜7時に開店しました。最初にやって来たのは、区長をはじめとした男性陣です。

「にこやかに現れましたが、心のどこかではお手並み拝見と思っていたかも。ところが、数分も経たないうちに、"めっちゃ楽しいやん"と。それはそうです(笑)。スナックを知らない、そのみなさんのお嬢さんくらいの年の女の子たちが一生懸命、自分が楽しいと思うことを村の人も喜んでくれたらいいなという一心で、はしゃぎながら燗をつけてくれるんですから」

image_event0207_14.jpegカップルの彼女の誕生日を祝う瞬間は、この夜のクライマックスだった。当日の投影資料より

夜も更けると、なんと80名以上の村の人たちがやって来ました。その中には、「あまりのにぎやかさに誘われて来た」という観光客のカップルの姿も。2人が、カウンターでママとチーママ(女の子たち)と話していると、「実は今日、彼女の誕生日で、このまちに来たのはプレゼントなんです」と彼氏がポロッと言いました。ママたちは、慌てて村長に伝え、ご近所の豆腐屋から取り寄せた巨大な豆腐をバースデーケーキの代わりにして、みんなで盛大にお祝いをしたのです。

「天川村にこんなに面白い人たちがいることを知れてよかった、とその彼女は言いました。
とても大事な視点です。もし観光だけだとしたら、そのカップルにとっての天川村は、数ある温泉街のひとつで終わっていたかもしれない。女の子たちも天川村に初めて来たけれど、村のみんなのことを考えながら、自分がやりたいことをして、関わりを作る新しい流れを作ったのです」

天川村のみなさんは、名残惜しそうに、ママとチーママにこう言いました。「スナックミルキー、良かったわ。ここに来てまた店を開いてくれへんかな」。彼女たちは喜んで引き受け、不定期で開店しているのだとか。驚くことに、スナックミルキーは今、天川村だけでなく、東京・日本橋、京都、名古屋の各地でも開かれていて、20代30代の女性に大人気を博しています。

「スナックって、ダサかっこよくて、昭和っぽくていいけど、本物のスナックより気軽だし来てみました」という彼女たちに、ママとチーママが、スナックミルキーが生まれた天川村のことを話すと、「天川村、やばい。行ってみたい!」と目を輝かせて言い、村に足を運ぶ若者がまた一人、二人と増えているそうです。

「これは、僕では届かない層。受講生たちがマインドを持ち帰って、さらに自分たちのレイヤーの若者に広げてくれる。これが関係人口の波紋です」

続く後半のワークショップでは、地域の関係人口をつくるユニークな取り組みが紹介されたのち、指出氏と本創造ワークショップのファシリテーターを務める佐藤岳利氏(株式会社ワイス・ワイス代表取締役社長)によるパネルディスカッションと、参加者との質疑応答が行われました。レポート後編では、その内容について紹介します。


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