仏教国で人が優しく、手つかずの自然が現存し他の国には見られないほどどの地域も美しいため「アジア最後の桃源郷」といわれている注目の国・ラオス。ラオスの名産品の一つが香り豊かな希少種のコーヒーです。今回、この希少コーヒーを題材に民衆交易People to Peopleビジネス(PtoP)をテーマに集う&33イベントを開催します。スピーカーには、14年前からラオスコーヒーを輸入している日本の団体オルター・トレード・ジャパンでラオスとの交易実務を担当している後藤氏、同社のラオスコーヒー事業のアドバイザーを務めている東洋大学社会学部箕曲准教授をお迎えし、現地の農協とともに歩んできたこれまでの歴史とともにラオスの産品とPtoPの最新情報について現場感あふれる話をしていただきます。また、今回特別に、今年入荷した採収穫されたての貴重なコーヒー豆(ニュークロップ)で入れた珈琲をお飲みいただきながら、ラオスxPtoPを今後どのように展開するのがよいか、参加者全員で考えてみたいと思います。どなたでもご参加可能です!ふるってご参加ください。(**軽食とお飲み物付き)
**「民衆交易(People to Peopleビジネス)」「フェアトレード」(※1)は広く一般に知られるようになって久しいですが、民衆交易(以下PtoP)はオルター・トレード・ジャパン(ATJ)が提唱する「モノ」の流通にとどまることなく、国境を越えた「出会い」の場を創造し、食べものの交易を通して、「つくる人」、「食べる人」がその枠を超えて人と人として出会い、支えあう関係をつくる温度感のあるサスティーナブルな商流のことです。(※2)
概要
開催日時
2018年6月21日(木) 19:00~21:40 ※ 受付18:30
場所
3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル 1階
(東京メトロ、都営地下鉄大手町駅(C10出口)より徒歩2分)
http://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
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参加費
2000円(参加費として)
プログラム
[講師紹介]
◇箕曲在弘 東洋大学社会学部准教授
(プロフィール)
東京都出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了後、明治学院大学社会学部付属研究所研究調査員を経て現職。(株)オルター・トレード・ジャパンのラオスコーヒー事業のアドバイザー、NPO法人APLA理事も務める。専門は文化人類学、開発人類学。主にフェアトレードの社会的・経済的影響について調査研究している。著書に『フェアトレードの人類学』(めこん、2014年。2015年度国際開発学会賞など受賞)。分担執筆として、長坂寿久編『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開―SDGs時代に向けて』(明石書店、2018年)など。
◇後藤翠(ごとうみどり) (株)オルター・トレード・ジャパン ラオス産地担当
(プロフィール)
北海道出身。群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部卒業。
学生時代に箕曲氏が発起した「学生団体フェアトレード・ドリップパックプロジェクト」に所属、美味しいフェアトレードのコーヒーに出会う。コーヒーと文化人類学に傾倒した学生時代を過ごす。大学卒業後、(株)オルター・トレード・ジャパンにてラオス・ボラベン高原で1か月間のコーヒー生産者の調査に関わり、ボランティアとして同社で活動後、就職。現在は同社でコーヒー・カカオ・砂糖の商品担当。
申し込み方法
下記フォームよりお申し込みください。
http://bit.ly/2IIlRv7
※申し込み後、キャンセルになる場合は、必ず実行委員会に事前連絡をお願いいたします。申し込み締め切り後のキャンセルはキャンセル料(1000円)を請求させていただきます。
※申し込み期間:2018年5月26日-6月21日17時
申し込み期間
2018年5月26日-6月21日