3×3 Lab FutureでCSAの実証実験を行います。

みなさん、"CSA"という単語をご存知でしょうか？CSAとは、「Community Supported Agriculture」の略で、消費者が生産者に農作物の購入費を前払いすることを通じて、消費者と生産者が農場経営のリスクを共有するという仕組みで、いま欧米を中心に広がりをみせています。

現在、生産者は天候不良や自然災害など生産者の責に帰さないリスクを負って農作物を生産しており、他の就労者と比較して収入が不安定になりがちです。この現状の解決策の１つとしてCSAを導入することで、生産者は収穫前に収入を得ることができ、野菜の種の購入や生産に必要な設備投資を行いやすくなるだけでなく、安定的な収入を得ることもできます。
一方、消費者にとっても収穫されたばかりの新鮮な野菜を手に入れられるのはもちろん、生産者と直接繋がることで食卓に並ぶ野菜がいつも以上に美味しく感じられる効果が期待されます。

エコッツェリア協会では3×3 Lab Futureを拠点に長年「食」をテーマに活動を続けており、都市部でできる農業支援は何か、単なる「食べて応援」を超えて何かできることはないのか検討を進めてきました。
今回は、その活動の中で出会った「OGAWA FARM」さんをモデルケースに、果たしてCSAに先述のような効果が本当にあるのかを含め、その可能性について検証を行いたいと思います。CSAにご興味のある方、OGAWA FARMを応援したい方は本取組にぜひご参加ください！

『OGAWA FARMの香トマト』
システムエンジニアから転身して2009年に宮崎県小林市で新規就農した小川夫妻が、化学肥料や農薬に依存しない農法で日々研究と努力を積み重ねて栽培しています。霧島連山の恵みを生かしながら、樹になったままギリギリまで完熟させるため、甘いだけでなく、旨味がギュッと詰まっていて味わい深いトマト、つまり、味が濃いトマトです。http://miniokfarm.shop-pro.jp/
※一番人気のアイコトマト１㎏をお届けします。