シリーズVOICE

【VOICE】田邊智哉子さん

株式会社STORY 所属 3×3 Lab Future ネットワークコーディネーター

Q1
3×3Lab Futureでお仕事していて楽しいのはどんなときですか。
A1
ネットワークコーディネーターとして日々たくさんの方々と対話をし、フレッシュな情報やビジョンを伺えるのが楽しいです。
大丸有(大手町・丸の内・有楽町)のまちづくりや地方創生など、どのキーワードに当てはめたら会員さんの考えている事がより活かせるかを考える事や、お互いのニーズに合った方をご紹介でき、その後関連する知り合いや事柄が増え、コミュニティに深まりが出ているのを感じる時にやりがいを感じます。またイベントや倶楽部活動を通して、お互いが協力して良い場づくりができたことを共有できた時に喜びを感じています。
Q2
大丸有の好きな場所を教えてください。
A2
大丸有の街並みを見ながら散歩をするのが好きです。お勧めのコースは、有楽町駅近くのペニンシュラホテル辺りから歩き出し、東京駅方面に向かって丸の内仲通りの街路灯のハンギングバスケットや路上の石畳、建物の表情や街路樹などを眺めながらゆっくり歩き、GOOD DESIGN Marunouchiや、PASS THE BATONの盆栽やアクセサリーを覗いた後、三菱一号館美術館に立ち寄り、行幸通りを渡り、KITTE内にある学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」を巡るルートです。
個人会員さんが主体となり、継続的に活動を行っている「3×3Lab Future写真倶楽部」で撮影に行った皇居東御苑も好きな場所に加わりました。静かな空間のなかで四季折々の植物、石垣が迎えてくれます。
Q3
おすすめの本を教えてください。
A3
『デザインのデザイン』(原研哉著)
予備校時代の私が、デザインを学びたいと思ったきっかけとなった本です。「デザインとは、ものづくりやコミュニケーションを通じて自分たちの生きる世界を生き生きと認識する事」「見慣れたものを未知なものとして再発見できる感性も同じく創造性である」(著書から抜粋)デザインってなんだろう。と思う方はぜひ読んでみてください。

『脳の中の幽霊』(V.S.ラマチャンドラン、サンドラ・ブレイクスリー著)
脳のある部分の不全によって様々に引き起こされる症例を脳の機能とともにわかりやすく解説した本です。身体と意識の境界の曖昧さを感じられる一冊です。

『遠い太鼓』(村上春樹著)
遠くからの太鼓の音に導かれて、著者が妻と2人でヨーロッパを旅する話。ちりばめられたエピソードから、自分が旅をしているかのように情景が思い浮かび、国民性や文化の違いなどを面白くまとめたエッセイ。旅好きの方にお勧めです。
Q4
あなたが一番大切にしていることは何ですか。
A4
3×3Lab Futureを訪れる方にとって、職場でも家でもないサードプレイスとして、ホッとできる居場所になるように心がけています。また来たいと思ってもらえるよう、オープンマインドで話しかけやすい存在でありたいと考えています。
いつも柔軟に対応できるよう心と身体を健康に保つこと、芸術に触れ、美味しいものを食べることで感性を磨くことを心がけています。常に新鮮な心で、素直に向き合い共感することを大切にしています。
Q5
最後に、3×3Lab Futureの魅力をどうぞ!
A5
人と人の新たな出会いによって可能性が広がるプラットフォームとして、エコッツェリア協会が運営している3×3Lab Futureは、大きな窓から見える皇居の緑地を借景として、自然素材を多用した暖かみのある空間が大きな魅力の1つです。
新しい情報交流やアイデアが出やすい場の雰囲気を創りだし、日々環境や社会課題、健康、食、地方創生など新しい情報を、イベントを通して発信しています。
社会環境をより良くするための様々なアイデアを持った方や実践されている方、これからの人生を楽しむために仕事や趣味に関わらずチャレンジしている方が集い、参加する1人1人が自分の事として考え、発言できる場である点が大きな魅力です。水曜のランチ会など交流イベントも開催していますので、ご興味のある方は遊びに来てくださいね。お待ちしております。
田邊智哉子(たなべ・ちかこ)
株式会社STORY 所属/3×3Lab Future ネットワークコーディネーター

1984年東京生まれ。武蔵野美術大学時代に地域活性化プロジェクトに参加し、人をワクワクさせる環境づくりに関心を持つ。卒業後約1年、長野県小布施市の株式会社小布施堂文化事業部にて、セッションやマラソンの運営サポートを担当。2009年にヨシモトポール株式会社のデザイン室にて、50年誌の編纂やブランディングに携わる。2015年から2017年まで社外活動として特定非営利活動法人「これからの建築を考える」伊東豊雄建築塾に所属し、愛媛県大三島の活性化に取り組む。2018年7月から株式会社STORYに所属し、3×3Lab Futureのネットワークコーディネーターとして、主に個人会員の運営やイベントサポートを行っている。

株式会社STORY

おすすめ情報

注目のワード

人気記事MORE

  1. 1丸の内プラチナ大学・逆参勤交代コース特別シンポジウム 「能登半島の今と未来」
  2. 2大丸有でつながる・ネイチャープログラム大丸有シゼンノコパン 春
  3. 33×3Lab Future個人会員~2024年度(継続会員)募集のお知らせ~
  4. 4【山階鳥類研究所講演会】絶滅危惧種アホウドリの未来を守る!生物多様性保全の現場から緊急レポート!
  5. 5【大丸有シゼンノコパン】春のミツバチを「観る」~どこのどの花、キミは好きなの?~【まちの四季/朝活】
  6. 6丸の内ハニープロジェクト
  7. 7【レポート】「日本一長い地下通路」を巡る、大手町エリア地下散歩
  8. 8【レポート】地域住民と「よそ者」が共に取り組む持続可能な里海づくりとは
  9. 9【大丸有シゼンノコパン】飛び集う虫や鳥を「視る」~飛んでくるにはワケがある~【まちの生きもの/親子向け】
  10. 10【丸の内プラチナ大学】2023年度開講のご案内~第8期生募集中!~

シリーズ

過去のアーカイブ(2013年5月以前)