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【大丸有】丸の内検定、ボランティア大活躍!

可能性を発見する“はじまり”

丸の内検定を支えているのはボランティアだった!

7月9日、みなさんもご存知の丸の内検定、通称「丸検(まるけん)」が開催され、200名を超える受検者が難問に取り組みました。23日には合格者が発表され、1級4名、2級31名、3級84名、合計119名が合格しています。受検者のみなさん、お疲れさまでした。そして、合格者の皆さん、おめでとうございます。

さて、歴史も深く、街が多様化しているため、なかなか難問も多く、奥が深いこの丸検。この検定試験を支えているのが実はボランティアのみなさんだと聞いたら、さらにちょっと奥深いものを感じませんか?

9日の検定当日は、10名のボランティアの方が参加し、運営をお手伝いしてくれました。どんな人たちが、どんな仕事をしているのか、丸検の裏側の潜入取材を敢行しました。

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"始まり"のボランティア

"始まり"のボランティア

ボランティアは、丸検運営を担当するリガーレ(NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会)のホームページ、メールマガジンで募集されました。丸の内ではさまざまなボランティアが活躍する場面がありますが、丸検運営もそのひとつ。1回目からボランティアが活躍していますが、今回も多すぎず少なすぎず、ちょうど良い人数の応募があり、当日17時過ぎから会場の丸ビルホール&コンファレンススクエアに集まりました。

ボランティアのみなさんにやっていただく仕事は、①会場準備 ②受付 ③誘導 ④試験中の試験監督 ⑤テスト用紙の回収チェック ⑥片付け という試験運営全般になります。17時15分から、リガーレのスタッフからの仕事の説明が始まりました。

ボランティア、リガーレの方も合わせ、この日のスタッフは総勢16名。ホール(7F)、コンファレンススクエア(8F)の各ルームに担当を分け、さらに受付担当など細かく分担が決められます。17時50分を過ぎると、各担当場所に別れ、作業が始まりました。

会場準備では、会場の案内図(ポスター)の貼り出し、テーブルに座席番号札、問題集・用紙を置くなどの作業が。淡々としたすばやい仕事ぶりです

筆者はちょっと説明を聞いただけではどんなことをしたらいいのか今ひとつ想像もできませんでしたが、さすがボランティアのみなさんは慣れていらっしゃいます。何の違和感もなく、スムーズに仕事を進めます。

とはいえ、みながみな、ボランティアの経験者ではありません。「本当は検定を受けたかったけど申し込みが間に合わず、今回は断念して、代わりにボランティアを」しにきたというFさんは、「社内でこういうセミナーなどをやっているので、何をするかは大体分かりますね」と笑顔で仕事をこなします。昨年のピンクリボンで初めてボランティアを経験して、ボランティアの楽しさにはまったというSさんも「学生のころにTOEICの試験バイトをしたことがあるので(笑)」、こちらも問題がなさそうです。

丸の内で働いている方にとっては(ボランティアには、職場が丸の内でない方も参加しています!)、普段やっているお仕事とそれほど異なるものではなく、十分に対応可能なもののようです。

リガーレのスタッフも「都内で短時間でできる仕事内容。ボランティアとしては気軽にエントリーできるものでは」と話しています。ボランティアの雰囲気や楽しさをちょっと味わってみたい、という未経験、初心者の方にはうってつけのボランティアと言えるのかもしれません。

中の人などいない! マルケンの着ぐるみボランティアも

今回の目玉(?)のひとつがマルケンの着ぐるみボランティアも募集されたことです。これは今回初めての試みです。学生時代には誰もが一度はやってみたいと思う着ぐるみの中身。社会人になってからチャレンジできる貴重なチャンスです。実は体力的には結構大変なことは周知のとおりですから、応募があるか心配もありましたが、1名しっかり応募がありました。

スタッフの方によると「汗もかくし、疲労もするので、着替えるのはギリギリになってから」ということで、マルケンが登場したのは、18時30分の開場直前。マルケンに変身するのは5分もかかりません。

マルケンに中の人などいませんが、早変わりします。扉につかえて出られないマルケンもかわいい

開場すると、受付を済ませた人が次々とマルケンと記念撮影に詰め掛けます。女性が多く「かわい~!」と駆け寄りますが、意外や意外、男性にも大人気です。中にはいきなりマルケンに抱きつく男性もいたりして、筆者は「中は女性なのに......」とひとりそわそわと余計な心配をしておりました。

マルケンの連続稼働時間はおよそ15分が限界です。来場者が一段楽した18時45分ころには撤収となりました。

着ぐるみ自体初だったというMさん。「事前に聞いてはいましたが、滝のように汗が出ました」と、着ぐるみ終了後にコメント。「一生に一度は着てみたいと思っていたのでチャンスだと思って応募しました。女性からも男性からも無条件でちやほやされるという(笑)、とても貴重な経験ができました」。次に着ぐるみボランティアに参加する人にアドバイスをとたずねると「視界が狭く、横に人が来たときにはほとんど見えないので注意が必要です。あと、写真を撮りたい人、動きを見たい人のためにポーズをいろいろ取りますが、動きが限られているので、ポージングとタイミングがちょっと難しい」とのこと。

また着たいですか?という質問に、もう結構と答えるかと思いきや「また着たい!」と力強いお返事です。「事前にもっと"どんなポーズがかわいいか"を研究しておけばよかった。次はもっとかわいく着こなします!」。

"始まり"のボランティア

ボランティアのみなさんは、会場案内、試験中は監督、そして終了後には用紙回収と開場から後はずっと働き通しになります。受付でも、来場者のチェックをするなど、細やかな作業もそのつど発生します。問題集の回収のときには、ボランティアのみなさんが自発的に分かりやすいように分別して整理するなど、高いスペックを発揮していました。この辺はさすが社会経験豊かな方が参加しているだけのことはあります。

20時の試験終了からわずか30分ほどで会場の片付けも済んで、最後に、ボランティア参加の記念品が一人一人に手渡されました(中身はヒミツ)。

参加した後の感想は、みなさん口を揃えて「楽しかった」。「知らない人と仕事をするのも楽しい」「舞台裏にかかわっているような感じが面白い」さまざまな声がありました。
中でも朝大学などにも参加しているというNさんの感想が印象的でした。「丸の内のボランティアのいいところは、『これで終わり』じゃないところじゃないでしょうか。丸の内では、ボランティアもあるし、それ以外にもいろいろな活動があります。このボランティアをきっかけに、次の活動につなげていくと、もっと楽しくなると思います。ボランティアは、やってみたいと思ったときがやり時。丸の内なら時間や場所の制約が少ないのでやりやすいのではないでしょうか」。

取材して感じたのは、多様な活動をしている丸の内だからこそ、多様な自分の可能性を発見する機会もまたたくさんあるということです。ボランティアをちょっと経験するだけで、新しい自分を発見できます。今、プロボノや"二枚目の名刺"など、職場以外のサードプレイス、もうひとりの自分といった生き方が注目されるようになっていますが、ボランティアはその入り口だとも言えるのではないでしょうか。

いきなり被災地のボランティアをするのはハードルが高い。ちょっと体験して可能性を感じてみたい。そんな方にお勧めです。次回の丸検のボランティア募集はまた1年後になりますが、そのほかのボランティアは都度募集します。リガーレのサイトでチェックしてチャレンジしてみてください。


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